西島秀俊(52)主演の日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系、毎週よる9時)の第4話が2月4日に放送される。

 1月28日に放送された第3話「田園コンサートの奇跡」は、平均世帯視聴率が10.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と2ケタをキープ。今期の民放連ドラでは首位となるが、今後の数字の浮沈は芦田愛菜(19)がカギを握りそうだ。

 芦田が演じるのは、元天才指揮者・夏目俊介(西島)の20歳の娘・響で、晴見市役所の総務課から文化振興課に異動し、あおぞら文化ホールで勤務している。元バイオリニストだが、あることをきっかけに父親とは違って音楽を嫌い、避ける人生を送ってきたという役どころ。今回は、俊介が晴見フィルのコンサートを提案するが、市長の圧力でホールが使えなくなってしまう。

 それを伝えにきたのは響で、上司に任務として命じられたと知った俊介は腹を立て、役所に話にいくと言い出す。さらに、響が幸せか気になっていると明かすと、響は、俊介の尺度で幸せかどうか決めつけるなと反発。続けて、自分は違う生き方を見つけようと前に進んでいると訴え、「なんで帰ってきたの!」と怒りをぶつけ……という展開。

 また、ラストでは見事なバイオリンの演奏を披露。視聴者はX(旧ツイッター)上で、《芦田愛菜だけひとり、別のドラマを演じているような感じのヒリヒリ感が面白い》《バイオリンの構えが美しかった。響は天才少女として名をはせていたかも。さすが女優~って思った》など、称賛の声が寄せられていた。