どこまでもタレントファーストな事務所になりそうだ――。

 旧ジャニーズ事務所のタレントのマネジメントを担う、福田淳氏(58)が社長の新会社「STARTO ENTERTAINMENT」。本格的な稼働はまだだが、内部体制の構築など、少しずつ「STARTO」の兆しを見せている。

※画像はジュニアの公式X(旧ツイッター)『 @jr_official_X』より

「ジュニア(旧ジャニーズJr.)の公式サイト内のアーティスト写真が、1月31日までに一新されました。

 現状、ジュニアの公式サイトは『SMILE-UP.』(旧ジャニーズ)が運営していますが、同事務所は今後、ジャニー氏の被害者の救済、補償業務のみの会社となる。ジュニアのサイト管理も数か月以内にSTARTO社の管轄となると考えられますが、その前準備の1つかもしれません」(女性誌編集者)

 ジュニアは今後もAnnex社(旧ジャニーズアイランド)の社長兼STATO社のCOO(最高執行責任者)の井ノ原快彦(47)がプロデュースしていくことになるが、ジュニアの処遇について、こんな話も――。

「STARTO社は、仕事だけを会社が紹介して、タレント個人が自身の管理業務の大半を行なう『エージェント契約』と、従来の『マネジメント契約』の形態を併用すると発表しています。そして、タレントがどちらで契約しているのかは、会社としては公表しない方針だといいますね。別に公表してはいけないということではなく、タレントが自主的に言うことはあるでしょう。事務所として積極的には公表はしない、ということのようです。

 そして、ジュニアは基本的に”所属”、マネジメント契約になると聞こえてきています。当然といえば当然ですが、ジュニアはまだ10代前半の子や業界慣れしていない子も多いし、自分で複雑な管理業務を行なうのは現実的ではない。マネジメント契約でしっかり育ててから、ということですよね」(芸能プロ関係者)