■メール、移動、メイク……独立後の大変さを漏らしていたニノ

 スポーツジャーナリスト・増田明美氏(59)の夫であるA氏が『オフィスにの』の代表取締役、経理や総務などのバックオフィス体制を引き受けるなど協力しているものの、二宮は独立後の苦労をたびたび語っている。

「企業相手に細かいビジネスメールを打ったり、送迎の車もないため、自分で運転をしたり、メイクさんを自分で予約したり……とにかく業務が大変だと。

 そこで、STARTO社――事実上の”古巣”と業務提携を結ぶのではないか、と言われているんです。独立後の旧ジャニーズとの付き合いを見ても、両者、柔軟に対応していることが分かりますよね。だからこそ、二宮さんが業務提携の道を選んでもおかしくないと」(前出の芸能プロ関係者)

 二宮は個人として独立はしたが、嵐のグループ活動をする際は事務所のマネジメントを受けることを明かしている。

 また、二宮は独立発表時にYouTubeチャンネル『よにのちゃんねる』(旧『ジャにのちゃんねる』)に”現役旧ジャニーズ”である、Sexy Zone菊池風磨(28)、KAT-TUN中丸雄一(40)、Hey!Say!JUMP山田涼介(30)とYouTubeを続けられるのかを不安視していたが、現在も問題なく『よにのちゃんねる』は続いている。

※画像は二宮和也の公式X『@nino_honmono』より

「二宮さんが独立から半年も経たずに“出戻り”するような形にも見えますが、そろそろ本格スタートするSTARTO社はタレントへの対応が非常に柔軟なため、業務提携の形で戻ってきてもおかしくないということですね。

 タレントにはかなり評判が良さそうなSTARTO社は、旧来の芸能プロダクションとは違う、最先端のプロダクションになっていきそうです」(前同)

 一大帝国を築いたジャニーズ事務所は消滅して、創業家も退場した。そして新たに生まれ変わるSTARTO社は、今後の日本芸能界の規範のような存在となっていけるだろうか――。