夫が経営する投資会社を巡る騒動の渦中にある、国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)に向けられる目が日に日に厳しさを増してきている――。

 瑠麗氏の夫である三浦清志氏(43)が経営する投資会社「トライベイキャピタル」が、展開する太陽光発電時事業を巡って1月19日、東京地検特捜部の家宅捜索を受け、清志氏が詐欺容疑で告訴されたことが明らかに。

 瑠麗氏は翌20日、自身が代表を務める「山猫総合研究所」の公式サイトで「今般、私の夫である三浦清志の会社が東京地方検察庁による捜索を受けたという一部報道は事実です」と報道を認め、「私としてはまったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないことではございますが、捜査に全面的に協力する所存です」と、自身は無関係だとも強調していた。

■「お互いの会社の株をほぼ半々で持ち合っている」

 ところが、瑠麗氏は過去に夫の事業を後押しするような言動をたびたび行なっていた。

 2018年3月の『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)のテーマは「可能性と課題“再生可能エネルギー”」だったが、原発と太陽光の発電コストを比較する中で瑠麗氏は「うちは事業者ですから現場を見てるので、いくらかかるのかも、何にかかるのかも分かってるんですよ」とコメントしていた。

 また、脳科学者の中野信子氏(48)との共著『不倫と正義』(新潮新書)で、以下のように話していた。

<お互いの会社の株をほぼ半々で持ち合っているし、それは財産分与なんかより確実ですよ>

<私たち夫婦って、その経営を通じてパートナーシップを結んでいるわけですね。お互いからすれば、そのパートナーシップの方が婚姻届の紙1枚よりよっぽど重いんですよ>

「“まったく夫の会社経営には関与しておらず”としながら、清志氏の会社の株の“ほぼ半分”を持っていると過去に明かしていたわけです。

 加えて、清志氏の会社と瑠麗氏の『山猫総合研究所』は同じフロアでつながっていて、“夫と私の会社の社員さんがここにだいたいいます”とテレビ番組の密着で紹介していましたからね。これで“一切知り得ない”というのは、ちょっと無理があるのではないかと指摘されてしまっています」(夕刊紙記者)