■「一切関知していないは無理がある」の声

 SNSには「知らなかった…いくらなんでも無理がある。知っていたはず。夫婦共倒れを避けたいんだろ」「株式を半々持ち合わせていて、本当に関与してなかったのか」「これで夫の会社の事を一切関知していないは無理がある。きちんと説明しろよ」などのコメントが寄せられている。

 瑠麗氏は2020年の菅内閣では「成長戦略会議」の委員になっており、太陽光事業者として政府に要望書を提出している。

 瑠麗氏と『朝まで生テレビ!』で討論を繰り広げたこともある経済学者の池田信夫氏(69)は1月26日、自身が運営するWEBサイト『アゴラ』で「有識者会議の委員はみなし公務員なので、これは(夫からの資金供与による)収賄罪に問われる可能性もある。少なくとも、有識者会議の委員としての利益相反は明らかだ」と、夫の会社に有利になるように利益誘導していたと指摘している。

 さらに清志氏が代表理事だった一般社団法人「エネルギー安全保障研究所」(現在は閉鎖)の理事に瑠麗氏の実妹が名を連ねていたことも明らかになっている。

■「3月逮捕」に向けて当局は自信を強めている!?

 前出の夕刊紙記者が続ける。

「清志氏のビジネスに関わる訴訟を担当している弁護士が旧統一教会関係者だということも指摘されるなど、批判は鳴り止みません。1月26日には、清志氏が業務上横領の容疑でも捜索を受けましたが、当局は3月の逮捕に向けてやる気をみなぎらせていて、自信を深めているそうなんです。

 もし夫が逮捕されたとなれば、聡明でセレブなコメンテーターとして確固たるポジションを築いていた瑠麗氏も、今までのようにテレビ番組に出ることも難しくなっていくでしょうね」

 1月26日、瑠麗氏は木曜レギュラーとして出演している『めざまし8』(フジテレビ系)を欠席。清志氏が家宅捜索を受けたことを受け、フジテレビサイドが出演見合わせと判断していた。以降も瑠麗氏はテレビ出演を見合わせている。

※画像は三浦瑠麗氏の公式ツイッター『@lullymiura』より