■若き日は“40度の高熱で仕事をする”“記憶が飛ぶ”という無茶もしてきたが……

 中居には、“1997年(当時25歳)、『第48回NHK紅白歌合戦』で司会を務めた際に40度近い高熱を出していた。しかも『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)も年末生放送をしており、『紅白』直後にバイクに乗ってお台場まで急行し『夜空ノムコウ』を歌った”というエピソードがある。

 木村の場合も、“2008年(当時36歳)にドラマの台本が遅れて必死に読み込んでいるときに『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の出演があった。生放送のため車に向かう途中に「頭がヒラヒラ」したためレインボーブリッジ(お台場)で目を閉じたら、スタジオアルタ(新宿)まで意識が飛んでいた”というエピソードを、2021年10月31日放送の『FLOW』で語ったことがある。

「中居さんと木村さんは、あまりにも多忙な日々をずっと送ってきていますよね……。

 彼らに比べると軽症なのでしょうが、稲垣吾郎さん(49)も2016年に一過性の顎関節症を患ったことを同年末のラジオ『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』(文化放送)で明かしていました。ストレスで歯を食いしばりすぎると症状が出る病気ですが、ちょうどSMAP解散騒動があった年ですから、それが要因だったのでは……という声も当時ありましたね。

 20、30代の頃は無茶も効いたでしょうが、気がつけばSMAP最年少の香取慎吾さんですら46歳です。彼も、小学生の頃から長らく国民的アイドルとして寝る間もない日々を過ごしており、過酷なエピソードも多い。

 SMAPの元メンバーたちは、ずっと超多忙かつ大きな仕事をこなし、また失敗できないプレッシャーもすごいなか、体に鞭を打って必死で前に進んできたわけで……アラフィフとなった今、少々ガタがきても仕方のないことですよね……」(前出のワイドショー関係者)

 解散後のインタビューで“時間にゆとりができた”という旨の話をすることも多い元SMAPのメンバーたち。ほどほどに体をいたわり、長く活躍してほしい――。