■堂本剛退所でもキンキの解散はない
芸能プロ関係者が話す。
「剛さんにとって特に大きかったのがジャニー氏が亡くなったことでしょう。彼はジャニー氏が亡くなったら辞めるタレントの筆頭で、ジャニー氏がいるからこそ事務所にとどまっていたとも言われてきましたからね。
精神的支柱を失い、その後に当のジャニー氏の加害問題も勃発。旧ジャニーズ事務所はタレントの売り出しどころではなくなり、被害者の救済など別のステージへと突入していきましたが、やはり剛さんは、頼る象徴的な存在がいなくなり、退所を意識するようになったのではないでしょうか。
メリー喜多川氏(享年93)も存命時の2020年に“キンキも来年終わる”とごく近い関係者に語っていたという話もありましたからね」
2022年7月にデビュー25周年を迎えたキンキはコンサートにイベントにとアニバーサリーイヤーを完走。その後も剛、堂本光一(45)はそれぞれ第一線で活躍し続けている。
「25周年を完走。昨年のコンサートではファンの前で“キンキの今後”についても語ってくれました」(ワイドショー関係者)
2023年12月16日と17日、東京ドームでコンサートを開催したキンキ。17日の最後に光一が「不安もあるかと思いますけど、今ここに2人が立っていること、今この光景がすべてだと思ってください。これからもみなさんと、歴史の1ページを刻んでいけたらと思っています」と、剛も「強い気持ちの中で、みなさんと一緒に美しい未来に行けたらなと思っています」と語っていた。
前述の『女性セブン』によると、剛も光一も「解散はしない」という考えは一致しており、「KinKi Kids」という名前を残したいという思いもあるという。
「二宮和也さん(40)が旧ジャニーズ事務所から独立しましたが、嵐の活動がある際にはしっかりと参加すると明言していますから、キンキもそういった形で活動をするときにはエージェント契約を結んで――ということになるのかもしれません。
剛さんが2月末をもって退所するとなるとジャニー氏が亡くなってから“31人目の退所者”ということになります。加害問題は根深いですが、やはりタレントたちにとっては大きな存在だったんでしょうね……」(前同)