■父・政樹は刑事になりきっていたら……

 大我の父・京本政樹は公式ブログで若いころの裏話を多く語っているが、1987年放送の富田靖子(54)主演ドラマ『痛快!婦警候補生 やるっきゃないモン!』(テレビ朝日系)出演時の裏話は、息子・大我と同じ、壮絶な警察沙汰のエピソードだった。

 政樹が演じたのは「警察学校の教官」だったが、政樹は当初『やるっきゃないモン!』が刑事ドラマで、自分も刑事を演じると勘違い。

 刑事ドラマに憧れていた政樹はモデルガンをすぐに購入し、指ぬきグローブを着けるなど、他の現場でも徹底して役作りに励んでいた。

 そんなある日、都内を愛車で移動中に《何だか、良い標的》を見つけた政樹は後部座席の窓を開け、銃を構えたところ、若い警官が「銃を降ろせ!」と叫びながら突撃してきたという。

 しかも、拳銃を政樹に向けており、発砲される可能性もあったというのだ。

 政樹が必死に弁明したことで怒られながらも無罪放免となったが、政樹はブログで当時を振り返り、

《警察官の方が判断を間違ったり。。先走り等していたら。。誤射、発砲されていたら。。マジに射殺されていたかもしれない》

 と綴り、当時のやらかしを猛省していた。

※画像は『翔んで埼玉』の公式X『@m_tondesaitama』より

「他にも政樹さんは“銀行強盗に間違われて警官に囲まれる”、“グリコ森永事件の犯人と出身地やタイプライターが似ていたせいで取調べを受ける”といった多くのエピソードがあります。

 そして、それらを詳細に説明している政樹さんのブログは、本当に文章がユーモアにあふれていて面白い。息子の大我さんは、俳優業でも政樹さんに負けない立派な役者に成長しつつありますが、日常を楽しく生きていく姿勢、そしてコメントや文章を書く際のユーモアセンスも、受け継がれているところがありそうですよね」(前出の女性誌編集者)

 6月28日は『言えない秘密』で映画初単独主演を果たすなど、SixTONESの活動だけでなく俳優業も好調な京本大我。父・政樹以上の驚愕エピソードも、いずれ生まれるかも――。