この1月クールは桐谷健太(44)主演の『院内警察』が放送されている、フジテレビ系の「金曜午後9時」枠。4月クールの同枠で、女優の篠原涼子(50)が“完全復活”を果たしそうだという――。

「篠原さんは演技力の高さ、持ち前のさっぱりとしたキャラクターから、“主演女優”として絶大な人気を獲得し、数々の実績も作ってきました。

 ところが、2021年7月に16年連れ添った市村正親さん(75)と離婚した際に、長男と次男の親権を市村さんが持つことになったこと、翌月発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、篠原さんと韓国人の男性アイドルとの不倫疑惑を報じたことで、大幅にイメージがダウンしてしまいましたよね」(ワイドショー関係者)

※画像は『silent』の公式X(旧ツイッター)『@silent_fujitv』より

 離婚後も篠原は、川口春奈(28)主演、Snow Man目黒蓮(26)が相手役の大ヒットドラマ『silent』(フジテレビ系/2022年10月期)で“苦労人の母親”を好演したり、2023年10月クールには山崎育三郎(38)とダブル主演ドラマ『ハイエナ』(テレビ東京系)が放送されたが、大騒動となった離婚劇の影響か、全盛期ほどの勢いは感じられないという声もある。

 制作会社関係者は話す。

「そんな篠原さんですが、次の4月クールのフジ金9枠で、主演ドラマが控えているといいます。書けなくなったことに悩む小説家(篠原)が、刑事とバディを組んで会話術だけで犯人を追い詰める、ミステリーコメディ作品だと聞こえてきています。犯人は毎回変わり、ゲスト俳優が犯人役を務めるとか。

 設定を聞くだけでも面白そうですが、篠原さんの相棒となる刑事役と、ドラマの脚本家も絶大な評価を受ける2人だと言われていて……“間違いなく面白くなる!”という前評判になっているんです。

 篠原さんとタッグを組む刑事役は、バカリズムさん(48)だと聞こえてきていますね」

 バカリズムといえば、『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)などでも活躍する大人気芸人が、俳優としても活躍。さらに近年では脚本家としての存在感が急上昇している。

 昨年1月クールに脚本を担当した安藤サクラ(37)主演の連続ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)は、国内で数多くの賞に輝いたが、今年1月26日にはアジア最大級の番組アワードである「ATA2023(Asian Television Awards 2023)」で日本人初の最優秀脚本賞も受賞。ドラマはNetflixでも配信されており、もはや「世界のバカリズム」になりつつある。