■脚本を担当するのは……

「バカリズムさんは、2021年公開の篠原さん主演映画『ウェディング・ハイ』で、脚本を担当していましたね。4月期のフジ金9ドラマは俳優として出演することになるのでしょうが、常に“面白いものを作ってくれそう”という期待感を抱かせる特別な存在ですよね」(前出の制作会社関係者)

※画像は『ブラッシュアップライフ』の公式X『@brushuplife_ntv』より

 篠原とバカリズムがコンビを組むこのドラマで、脚本を担当するのは――。

「こちらも大人気の放送作家・オークラさんだと聞こえてきています。バナナマンと親交が深く“第3のバナナマン”とも言われるなど、芸人界、バラエティ界では絶大な信頼を置かれている作家さんですよね。

 近年はテレビドラマの脚本家としても活躍していて、現在の1月クールの川栄李奈さん(28)主演ドラマ『となりのナースエイド』(日本テレビ系)を担当しているのもオークラさんです。

 2017年のバカリズムさん原案のドラマ『住住』(日本テレビ系)にも脚本として参加しているほか、多くの作品に“脚本補助”などで携わっているだけに、バカリズムさんの持ち味を引き出せることは間違いありません」(前同)

 オークラ氏は特にコント作家として活動することが多く、バナナマンや東京03は単独公演の初期から現在まで関わり続けている。

「東京03は、日常に潜む何気ないシチュエーションを掘り下げたコントが多いですが、4月期のフジ金9はそういう雰囲気のドラマになるのではないでしょうか。オークラ氏は“どんでん返し”ネタも得意ですから、ミステリーコメディにはうってつけ。

 バカリズムさんと篠原さん、そして各話のゲストがコントさながらの会話の応酬をして、最後にどんでん返しで思わぬ真実が……もう絶対面白いですよね。

 ドラマがめちゃくちゃ面白いとなれば、視聴率もどんどん上がっていき、多くの視聴者が篠原さんの演技にあらためて触れることになる。篠原さんの演技力は間違いないですから、そこに数字もついてきたら、主演女優として再評価される――そうした流れができてきそうです」(同)

 弊サイトがフジテレビに篠原の主演ドラマの件を問い合わせたところ、

「制作の詳細についてはお答えしておりません」

 との回答だった。

 大きな話題になった市村との離婚からおよそ3年。左右に超有能なクリエイターを配しての主演ドラマ。数々の大ヒット作品を生み出してきた俳優・篠原涼子の完全復活が、近づいているのかもしれない。