西島秀俊(52)主演の日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系、毎週よる9時)の第5話が2月11日に放送される。オーケストラの演奏で盛り上がる展開から一転、大人の恋模様が描かれるようになり、一部の視聴者を困惑させている。

 2月4日に放送された第4話「勘違いな恋の喜劇」は、平均世帯視聴率が10.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で、2ケタキープの安泰。しかし、これまでとは違う展開が、今後の不安要素になりそうだ。

 当初、晴海フィルの再生と親子問題が物語の軸だと思われた本作。しかし、話が進むうち、夏目俊平(西島)と妻・志帆(石田ゆり子/54)、そして古谷(玉山鉄二/43)3人の大人の恋の三角関係が発覚。さらに、娘・響(芦田愛菜/19)の勘違いではあるが、瑠李(新木優子/30)も恋模様に参戦と、新たな展開を見せてきた。

 第4話では、俊平は出前コンサートの会場でフランスにいるはずの志帆を見かけ、どういうことなのか気になってオケの練習に身が入らない。そんな様子に古谷は動揺。実は、1年前に噂で志帆がバツイチだと聞いた古谷は、志帆に結婚前提の交際を申し込み、結婚しているからと断られていたのだった。

 ある日、俊平が志帆と偶然鉢合わせすると、志帆は「日本にいますけど。何か?」と開き直り。息子・海(大西利空/17)にバレているが、響には知られていないとし、俊平がいる限り家には戻らないと告げる。後日、俊平は再び志帆に会い、家族をもう一度やり直したいと訴えるが、志帆は俊平と暮らしていたときの不満を吐露して……という展開。

 また、終盤には志帆にプロポーズした人物を見つけるため、俊平が団員をにらみつけながら指揮棒を振り、古谷や近藤(津田寛治/58)らが動揺するというコミカルな演奏シーンも。視聴者はX(旧ツイッター)上で、《演奏しながらの間男探しは何回見ても面白かったw指揮者にあんな目で見つめられたら怖いよねw》などと大ウケ。