■千秋・松本若菜がカギを握る

「最終回はズバリ、雨の視覚だけはかろうじて残り、太陽の作った花火を2人で見るという内容になるのではと。このドラマは伏線回収がとてもうまく、前回は雨(永野)が嗅覚を失うことに絡めて、太陽(山田)との思い出だった、マーガレットと火薬の匂いにまつわるエピソードをうまく配置していました。

 第5話でも、『アラビアンナイト』の魔法の呪文“開けゴマ”や、魔法の指輪を使ってエピソードを描きつつ、《魔法を信じて》《願いをかなえる》という言葉が繰り返し使われていました。これは、最後に奇跡が起きることを匂わせていると思われます」(ドラマライター/ヤマカワ)

 どうやら救いのある結末を迎えそうだが、なぜ残るのが視覚で、2人で花火を見る最後なのか。

「これまた、雨の《太陽くんの花火が見たい》という言葉が、繰り返し使われているからです。それに加え、X上の視聴者の考察で、案内人の千秋(松本)が花火工場の事故で亡くなった、太陽の母親ではないかという声が多く出ています。

 実際、太陽には千秋の姿が見える設定ですし、太陽を見る千秋の視線に愛情が感じられます。千秋が太陽と雨のために、なんらかの形で視覚を残すのではないでしょうか」(前同のドラマライター/ヤマカワ)

 これらはすべて推察に過ぎないが、このまま雨の五感が失われてしまったら、あまりに救いがなさすぎる。視聴者のためにも、予想が当たることを願いたい。