Snow Manの宮舘涼太(29)が2月9日放送のラジオ番組『Snow Manの素のまんま』(文化放送)で、初春歌舞伎公演『SANEMORI』の苦労や裏話を明かした。
この日の放送ではリスナーからの「宮舘くん、『SANEMORI』お疲れさまでした。バラエティ番組でよく見かける意外とボケたがりな宮舘くんとのギャップがすごすぎました。序幕と大詰は舞台上で素晴らしい演技をされていましたが、二幕はどのように過ごしていましたか?」というメッセージを紹介。
宮舘は、十三代目市川團十郎襲名記念プログラムとして、東京・新橋演舞場で1月6日から27日まで上演された初春歌舞伎公演『SANEMORI』に出演。
『SANEMORI』は“源氏再興”を目指す人々の姿を描いた義太夫狂言『源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)」をベースに、新解釈を追加。令和元年に市川團十郎(当時は市川海老蔵)の自主公演『ABKAI』で初演され、宮舘も源(木曽)義仲役を演じた。今回の舞台では義仲役に加え、義仲の父・義賢(よしかた)役と1人2役に挑戦した。
■ラウールも舘様の『SANEMORI』に感動
メンバーのラウール(19)は「本当にお疲れさまでした」と宮舘をねぎらい、「僕も観劇させていただいたのですが。歌舞伎についてすごく詳しいわけでもないし、的を射たことを言える立場ではないんですけど。とにかく舘さんが持つ舞台上のオーラとか、稽古とかで培った努力とかすっごく感じてね。感動しました!」と絶賛。
宮舘は「ありがとうございます」と感謝を述べ、「稽古時間は2か月ぐらいかな。本番合わせたら丸3か月、歌舞伎に専念させていただいたんですが。やはり周りの方々がすごく親身になって教えてくださって」とコメント。
さらに「1つの作品をつくるうえでのみんなの熱量を感じながら、自分はイチから始めたから。どうしてもできないこともたくさんあったわけで。でも親身になって教えてくださる方たちの期待にも応えたいし」と、稽古時の心境を吐露。
続けて、「それこそ新橋演舞場で、Snow Manで毎年やらせてもらってますけど、1人で立つのは初めてのことですし、景色も違ったし」と、新橋演舞場で上演しているSnow Manの主演舞台『滝沢歌舞伎ZERO』も絡めて語った。