■補償終了後の「SMILE-UP.廃業」はまだまだ見えてこない……

 石丸氏は報道陣の取材に《話はしっかり聞いてもらったが、自分の希望している額には届かない印象を受けた。補償をするための委員会ではなく、被害者を救済するための委員会として、被害者の心情に寄り添って柔軟性をもって対応してほしい》とコメントしている。

記者会見に臨む井ノ原快彦と東山紀之氏

「昨年9月と10月に行なった記者会見では、東山さんの過去のハラスメント疑惑も取り沙汰されてしまった。木村さんにしてみても、家族の過去をあらためて責め立てられるというのは心苦しいものがあったのではないでしょうか。

 SMILE-UP.に被害を訴えているのが948人。そのうち190人と合意し、支払ったのは170人ですから、まだまだ全員の補償には時間がかかる。被害を訴える人がさらに増えていく可能性もありますからね。

 補償がすべて終わり、SMILE-UP.が廃業すれば東山さんが芸能界に復帰するという未来も見えてくるのでしょうが、少なくとも数年は難しいはずです。そういった夫の苦しむ姿が、木村さんにとっても負担になっているのかもしれません。

 そして、東山家の自宅前にはガードマンがついて警戒しているとも報じられています。渦中の会社の代表として日々の生活には緊張感が漂っているのでしょうし、加えて木村さんは女優業も忙しい。気が休まることはないのかもしれませんね」(前出のワイドショー関係者)

 東山氏が芸能界を引退してから1か月――その影響は妻・木村の体調面にも及んでいるのだろうか。