2月15日、小芝風花(26)主演のドラマ『大奥』(フジテレビ系/木曜よる10時)の第5話が放送される。8日放送の第4話は、平均世帯視聴率が4.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、再び4%台の危険水域に入った。これは、大ヒットした平成版『大奥』シリーズと比べてしまう人が多いせいらしいが……。
令和版『大奥』は、第10代将軍・徳川家治(亀梨和也/37)との政略結婚を強いられた、皇室の血を引く公家の娘・五十宮倫子(小芝)が主人公。家治と倫子の距離のある夫婦関係、田沼意次(安田顕/50)が家治の過去に関わるなど、史実を大胆に改変されているうえ、恋愛要素が多めになっているのが特徴だ。
第4話は、家治は田沼に強要され、お知保(森川葵/28)を側室にすることに。早速御渡り(夜の営み)があると聞かされ、倫子はショックを隠しきれない。そんな折、増上寺代参が行なわれることになり、奥女中たちが御台所の代わりを務める予定だったが、倫子は御台所の大事な公務であるとし、自分も共に代参すると告げる。
倫子がお品(西野七瀬/29)を伴って無事に参拝を終え、茶屋で休んでいると、松平定信(宮舘涼太/30)に声を掛けられる。そこで、定信から「賢丸」という幼名を聞いた倫子は、定信がかつての幼なじみであったことを思い出す。そして、2人は幼い頃に戻ったかのように、江戸の町を散策して楽しんでいたが……という展開。
恋愛要素が多いことについて、X(旧ツイッター)上では、《定信を倫子の初恋の相手にして、政治だけでなく恋でも家治のライバルに仕立て、そのうえ、来週は姉と結婚したはずの京の信通まで登場させるとは!? 三角四角関係とことんドロドロ…小芝風花ちゃんの切ない表情に感情移入しまくり》など、好意的な声も多い。
その一方で、《史実完全無視だから異世界もののラノベみたい。要素盛り盛りなぶん、現代恋愛ドラマみたいで歴史ものとしての重厚さは無くなってる。野望愛憎渦巻く大奥ではなく、ハラハラ恋愛ドラマとして見れば違和感はないかも。むしろ、どこまで歴史改変するのか興味があるw》という、前作と比べて軽いという声もある。