■レディー・ガガ『スマスマ』出演も黒木氏のプレゼンで実現

『スマスマ』にはマイケル・ジャクソンさん(享年50)、レディー・ガガ(37)、ジャスティン・ビーバー(29)、アリアナ・グランデ(30)、テイラー・スウィフト(34)といった名だたる世界的なアーティストが出演。

 かつて『スマスマ』のディレクターを担当した松永健太郎氏は2022年4月配信の『マイナビニュース』のインタビューで《レディー・ガガは、黒木さんが呼びたいと言って動き出したんです》と振り返っている。

 最初のうちはメールでやり取りしていたものの反応がよくなかったため、グラミー賞を現地に見に行った際に『Born This Way』を歌うスタジオセットの模型をデザイナーに3パターン作ってもらい、黒木氏も熱意を見せに「これ持ってLA行こうよ!」と、グラミー賞の別日にプレゼンしたところ、レディー・ガガがオファーを受けてくれたという。

※画像は香取慎吾の公式インスタグラム『@katorishingo_official』より

「当初は1曲歌うだけだった予定が、レディー・ガガが3曲やりたいと言い出したり、『スマスマ』バージョンに歌詞を変えたりとノリノリだったといいます。

『スマスマ』には、通常では日本のバラエティ番組に出ることのない世界的アーティストが出演しました。SMAPの魅力も大きかったのでしょうが、現地に直接交渉に行くなど、情熱あふれる黒木さんがいたからこそ大物アーティストの出演が実現し、伝説的な番組へとなったのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

 SMAPが国民的グループへと成長を遂げることができたのは、陰の立役者・黒木氏の存在が大きかったのだろう――。