ＳＭＡＰの冠番組『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ（スマスマ）』や『笑っていいとも！』（ともにフジテレビ系）などを手掛けたフジテレビのプロデューサー・黒木彰一さんが２月１３日、逝去したことが明らかになった。５４歳だった。近く通夜、告別式を行なう予定。

　黒木さんは１９６９年生まれ。早稲田大学を卒業後の１９９４年にフジテレビに入社。バラエティ番組や音楽番組を担当し、同局を代表する番組を担当した敏腕プロデューサーとして知られた。この２年ほどは闘病生活を送っていたという。

『スマスマ』だけではなく、『中居正広のＩＳＯＲＯ』、『さんタク』、『僕らの音楽』、『チョナン・カン』、『おじゃＭＡＰ!!』といった、中居正広（５１）、木村拓哉（５１）、稲垣吾郎（５０）、草なぎ剛（４９）、香取慎吾（４７）の番組も担当していた。

「ＳＭＡＰが若手時代からお世話になったのが黒木さんです。その中でも中居さんが特に親密だったと言われています。『だれかｔｏなかい』（フジテレビ系）のプロデューサーに黒木さんの名前があることからも、いかに中居さんが黒木さんを信頼しているかがうかがえます。

　番組が『まつもｔｏなかい』としてスタートしたのは昨年４月。当時、黒木さんはすでに闘病中で番組にべったりというわけにはいかなかったはず。それでも中居さんは黒木さんに入ってもらい、現場復帰も願っていたのではないでしょうか」（芸能プロ関係者）

※画像は香取慎吾の公式Ｘ（ツイッター）『@ktrsngofficial』より