俳優の今田美桜(26)がドラマ『花咲舞が黙ってない』の新シリーズで主演を務めることが発表された。日本テレビ系の新ドラマ枠である「土ドラ9」枠にて、4月13日より放送される。

『花咲舞が黙ってない』は国民的ドラマ『半沢直樹』(TBS系)でも知られる池井戸潤氏(60)の小説『不祥事』(実業之日本社・講談社文庫)が原作。メガバンク・東京第一銀行の臨店班・花咲舞と相馬健のコンビが銀行内のさまざまなトラブルを解決してゆくというストーリー。

 (37)を主演に迎えて2014年4月クールと2015年7月クールにそれぞれ放送され、第1シーズン平均世帯視聴率は16.0%(以下、すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2シーズンは14.5%と高視聴率を記録した。ドラマ終了後には池井戸氏がドラマと同名の小説を書き上げており、新シリーズはこの物語を新しいキャストで映像化するという。

※画像はドラマ『花咲舞が黙ってない』の公式X(ツイッター)『@hanasakimai2014』より

 大手銀行の窓口係から本部の臨店班に異動になった花咲舞は、不正を絶対に見て見ぬふりできない性格から、訪問する支店で巻き起こる事件や不祥事をズバッと見事に解決していく。

 主演にあたって今田は「10年前に大ヒットしたドラマの新シリーズを担当できるのは光栄です」とコメントし、「いまだに古い体質が残る銀行を舞台に、忖度や権力など関係なく立ち上がって、ズバッと物申していく銀行員。曲がったことが許せない姿勢に私も力をもらいますし、視聴者のみなさまが爽快な気持ちになれるような、そんな土曜日にできたら嬉しいです」と意気込みを露わにした。

「大人気シリーズだった『花咲舞が黙ってない』ですから、今回新たに主演を務める今田さんにのしかかる重圧は凄まじいものになるでしょうね。

 日テレのドラマといえば、昨年10月クールの『セクシー田中さん』が原作者・芦原妃名子さんが逝去された件がテレビ界・映画界を揺るがす騒動にも発展してしまいました。『花咲舞が黙ってない』は小説が原作ですが、原作がある日テレドラマということで視聴者も厳しく見るはずです」(制作会社関係者)