■戦隊がキッカケで演技を楽しめるようになった
その縁で、桃月、富田、西島、阿部、そして『スーパー戦隊親善大使』の松本寛也(37)の5人は『アバレンジャー』のエンディングテーマで『We are the ONE〜僕らはひとつ〜』(歌:串田アキラ)のダンス動画を『アバレ』の公式TikTokに投稿。それを桃月がXで紹介したことで大バズリした――というのが、これまでの経緯だ。
桃月が披露したのは、『アバレンジャー』の「アバアバダンス」に『キラメイジャー』の要素も取り入れた「キラアバダンス」。《めっちゃ頑張って踊ってるから見て!!》というポストに違わず、『FINAL』の衣装であるピタピタトップスとホットパンツ姿で大暴れし、元気いっぱいに踊る姿を見せたのである。
アバレンジャー、私めっちゃ世代で、ヨドンナの時のオーディションでもアバレンジャー観てましたって言うてるんで、ヨドンナ4でアバレンジャー20thで共演できたの運命すぎるしキラキラ輝くためにボクらは巡りあったって感じなんよ#ヨドンナ#ヨドンナ様しか勝たん
— 桃月なしこ (@nashiko_cos) February 14, 2024
桃月は『アバレンジャー』世代のため、
《ヨドンナの時のオーディションでもアバレンジャー観てましたって言うてるんで、ヨドンナ4でアバレンジャー20thで共演できたの運命すぎるしキラキラ輝くためにボクらは巡りあったって感じなんよ》
と、喜びのコメントも、同時にポストしていた。
そんなコラボダンスで盛り上がりを見せている一方で、本編後も続いてきた『ヨドンナ』の物語は今度こそ完結。桃月はひとまず、特撮ヒロインを卒業することになる。
桃月は『キラメイジャー』を経て、着実にステップアップを続けている。2023年には深夜ドラマ『灰色の乙女』(9月期/TBS系)と舞台『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』でどちらもメインキャストに抜擢。そして、演技の仕事を楽しめるようになったキッカケは、『キラメイジャー』の経験からだと明かしている。
《元々演技はすごく嫌いでした。苦手だから嫌いだったのかもしれないです。(中略)でも、戦隊モノの撮影期間はすごく楽しかったです。その頃から評価もついてきたので、演技って楽しいかもって思えるようになりました》(2月15日配信の『モデルプレス』より)
特撮で悪の幹部を演じた女優には後の売れっ子も多いだけに、桃月にも期待したいところだ。