■「女優・広末」のブランド力は健在

　広末が前事務所を退所、個人事務所を立ち上げてからも、すぐに結婚をしないとされる理由を、前出の芸能プロ関係者はこう続ける。

「広末さん自身が、周囲に“再婚しない”と話していると聞こえてきています。鳥羽氏との交流は続いているでしょうが、仮に再婚するとなっても２、３年は先の話になると言われていますね。

　というのも、広末さんは今、子どもたちのことと仕事復帰に意識が強く向いているから。広末さんはやはり女優として非常に評価が高く、騒動後も映画などのオファーが途絶えることはないといいます。

　大々的に報じられたダブル不倫劇だったので、ＣＭスポンサーが難色を示すので地上波ドラマはしばらく難しいでしょうが、映画や配信ドラマは話が別。今すぐにでも出て欲しいという声が多く届いているといいます。独立し、事務所も運営していかなくてはいけない。もちろん、子どもたちの養育費もかかる。しばらくは、仕事に専念するのではないでしょうか」

※画像は伊藤健太郎の公式Ｘ『@kentaro_account』より

　思えば２０２０年１０月にひき逃げ事件を起こした伊藤健太郎（２６）、同年１月に広末と同じく不倫騒動で好感度が急落した東出昌大（３６）も、地上波テレビの露出こそ激減したが、映画や配信ドラマの仕事が途絶える様子はない。実力のある俳優にはオファーがあり、「女優・広末涼子」のブランド力は強いということだろう。

「活動自粛中の昨年後半の時点で、すでに多くのオファーがあったといいます。広末さんは早く復帰したかったが、これ以上問題を大きくしたくない事務所が保留にしてきたという話も聞こえてきていて、それも独立につながったと言われていますね。他のタレントへの影響を考えれば、前事務所の対応も納得できるものですが。

　広末さんは３児の母。大学生で今年２０歳になる長男以外、まだ育ち盛り。次男は今年１３歳、長女が今年９歳ですからね。広末さんはママ友との交流や学校行事にも率先して参加しているといい、個人事務所を構えて、やはり当面の間は俳優業と育児に集中するのではと。

　地上波ドラマに比べて、映画や配信作品は公開まで時間がかかりますが、２０２４年の後半からは、広末さんの演技が再び見られるようになるのではないでしょうか」（前同）

　立ち上げた個人事務所『Ｒ.Ｈ』の公式サイトでも「今後も引き続き俳優業に邁進し、お芝居と真摯に向き合っていきたいと考えております」と、所信表明をしている広末。騒動から８か月――鳥羽氏とのすぐの結婚はないのかもしれないが、女優業復帰のほうは、いよいよ秒読みのようだ。