2月16日、フジテレビは次の4月クールの「木曜劇場」枠(午後10時)で、俳優・赤楚衛二(29)が主演を務める連続ドラマ『Re:リベンジー欲望の果てにー』が放送予定と発表。大いに注目を集めている。

『Re:リベンジ』は、巨大病院で巻き起こる権力争いから、人間の内に秘めた欲望がむき出しになっていくリベンジサスペンス。赤楚が演じるのは、同病院理事長の息子で週刊誌記者の天堂海斗。父と恋人のため、権力に立ち向かっていくという。

「本作は赤楚さんにとって、昨年7月クール放送の『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系/水曜夜10時)以来2度目の、GP帯での主演連続ドラマです。赤楚さんは女性層を中心にした人気面だけでなく、俳優としての評価も高いですが、ここまで数字面では苦戦しています。2度目のGP帯主演連ドラ『Re:リベンジ』は、負けられない戦いになりそうですね」(テレビ誌編集者)

※画像は『花咲舞が黙ってない』のアカウントにリニューアルされた元『こっち向いてよ向井くん』の公式X(旧ツイッター)『@hanasakimai2024』より

 昨年、赤楚は『向井くん』以外にも4月クールに山田裕貴(33)主演の連続ドラマ『ペンディングトレインー8時23分、明日 君と』(TBS系/金曜夜10時)に準主役として出演。同クールの木村拓哉(51)主演の『風間公親-教場0-』(フジテレビ系/月曜夜9時)でも2話に出演し、風間の指導を通じて成長する刑事を演じた。

「『ペンディングトレイン』と『教場0』は、山田さんと木村さんの存在感に食われてしまった感じもありましたが、『向井くん』はこれまで赤楚さんが得意だった“さりげない気配りができる好青年”とは逆の、“気遣いが裏目に出て無自覚に女性に失礼なことを言ってしまう恋愛迷子の男性”を熱演。かなり注目を集めましたよね。

 しかし、数字はついてはこなかった。『向井くん』の平均世帯視聴率は5.0%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)。初主演ドラマとしては、苦いデビューでもありましたね」(前同)

 そんな赤楚が勝負を懸ける4月ドラマ『Re:リベンジ』。しかし、そこには“2つの壁”が立ちはだかっているようだ。