■フェロモン全開の“主役食い”が立ちはだかる

 4月ドラマ『Re:リベンジ』主演の赤楚に立ちはだかる2つの壁――1つは、同ドラマに出演すると言われている共演者の存在だという。

「元関ジャニ∞(現在はSUPER EIGHT)で2019年9月末にジャニーズを退所した錦戸亮さん(39)が、赤楚さんの好敵手的なポジションで出演する、と聞こえてきています。

 そして、その錦戸さんが今、凄いと。ダダ漏れの男の色気が物凄い俳優に進化しているんです。昨年6月配信のNetflixドラマ『離婚しようよ』が衝撃的だったのですが、ダメなヒモ男役を、フェロモン全開で超リアルに演じたんです。既婚者である仲里依紗さん(34)が彼の魅力に溺れていくという展開があったんですが、錦戸さんが演じる自称アーティストのヒモ男が魅力的すぎて、多くの女性視聴者から“ダメだけど好きになってしまうのは分かる”といった共感の声が多く上がっていました。

 本来の主演である仲さんの夫役の松坂桃李さん(35)を完全に食ってしまっていて、当時のSNSは彼に関する話題で持ちきりでしたね。錦戸さんのフェロモンと表現力は凄い。まだ若くて初々しい感じもある赤楚さんは、食われてしまうのではないかと……。

 放送前から、話題性のところでも錦戸さんに食われている感もありますよね」(制作会社関係者)

『Re:リベンジ』の情報が正式に解禁されたのは、2月16日の早朝5時。そこから2時間後の7時に、TBSは現在放送中の阿部サダヲ(53)主演の連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(金曜夜10時)の第5話(2月23日放送)に、錦戸がゲスト出演すると発表した。

「重要な役柄」とだけ発表されており、バブルの象徴であるディスコ『マハラジャ』にて錦戸が「俺が覇者になったら、結婚してくれるか?」と誰かに話しているシーンが第4話(16日放送)ラストの予告に映っている。

『ふてほど』は昭和と令和を行き来する物語だが、錦戸の登場は昭和パート。第4話の令和パートには古田新太(58)演じる新キャラが意味深に登場したこと、これまでのシナリオとクドカン脚本の作風から”昭和の錦戸亮=現代の古田新太説”を唱える視聴者も多く、大いに注目を集めている。

※画像は『不適切にもほどがある!』の公式X『@futeki_tbs』より 

『ふてほど』は『離婚しようよ』と同じ宮藤官九郎脚本の作品で、「5年ぶりの民放地上波ドラマ出演」という話題性も手伝って、X(旧ツイッター)は錦戸の話題で持ち切りになってしまい、赤楚の『Re:リベンジ』主演の発表が目立たなくなってしまったのだ。

 4月期の赤楚主演の『Re:リベンジ』への錦戸の出演に関して、弊サイトが2月7日にフジテレビに問い合わせた際は、「制作の詳細についてはお答えしておりません」という回答だった。