永野芽郁(24)主演の月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系、毎週月曜日夜9時から)の第7話「明日を生きる理由」が、2月19日に放送される。
物語はいよいよ終盤へ。気になるラストは、脚本を担当する宇山佳佑氏がX(旧ツイッター)にポストした、自身の長編小説『この恋は世界でいちばん美しい雨』(集英社)と、「同一世界観で描いている」という言葉がカギになりそうだ。同小説は累計発行部数5万部を突破しているという大ヒット作である。
主人公の逢原雨(永野)が、思いを寄せる朝野太陽(山田裕貴/33)の命を助けるため、“奇跡”の代償として“五感”を失っていくという、ツラい展開が続いている本作。X上では、切なすぎる設定に、幸せなラストを望む視聴者の声が出始めている。
2月12日放送の第6話「声の手ざわり」は、雨と太陽は付き合い始めるが、雨の祖母・雪乃(余貴美子/67)ががん闘病で入院。雨のことが心配になった太陽は、彼女の家で一緒に暮らし始める。雪乃の部屋を掃除していた雨は、小学生の時、雪乃と声の交換日記をしていた古いボイスレコーダーを見つける。優しくて温かい雪乃の声は、当時の雨の大切な宝物だった。
ある日、雨は、“案内人”日下(斎藤工/42)に人は死んだらどうなるのかと問う。日下は、死後の世界には詳しくないが、唯一知っているのは、人は死んだら、ほんのわずかな時間だけ、優しい雨を降らせることができると告げる。そして、重要なのは生きている間に心を分け合うことだと、太陽とお互いに後悔を残さないよう助言するが……という展開。
また、雨は雪乃の願いをかなえるため、母・霞美(真飛聖/47)を連れて、最初で最後の家族旅行に出かける。その後、雪乃は亡くなったが、雨は母のことを許し、自分のことを少し好きになれた。少し希望の感じられる展開だったが、五感がなくなるという事実は変わらない。どんな結末を迎えるのだろうか?