今春から、旧ジャニーズの新会社「ＳＴＡＲＴＯ ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴ」が本格始動すると言われている。同社の代表取締役ＣＥＯを務める福田淳氏（５８）が、かつての旧ジャニーズのマネジメント方法が原因で分裂してしまった、２大グループの再集結のカギを握っていると言われていて――。

「２０１６年末で解散したＳＭＡＰと、２０２３年５月に脱退騒動があったＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅ。大人気を誇った２つのグループは、藤島ジュリー景子前社長や“メリー喜多川”こと藤島メリー泰子氏（享年９３）――ジャニーズ事務所の創業家のマネジメント方針、そして活動への強い関与が原因で分裂したことで知られています」（ワイドショー関係者）

　ＳＭＡＰはチーフマネジャーのＩ氏とメリー氏の確執が、かねてより報じられていた。そうして勃発した解散騒動では、２０１６年１月１８日の『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ』（フジテレビ系）の生放送で、“事務所側の木村拓哉（５１）とそれ以外の裏切者”を強調する“公開処刑”とも評される謝罪が物議を醸した。

　この謝罪台本はメリー氏の指示によるものだった、と『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ』を担当していた放送作家の鈴木おさむ氏（５１）は、小説『２０１６０１１８』（『文藝春秋』に掲載）で明らかにしている。

※画像はＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの公式Ｘ（旧ツイッター）『@kp_official0523』より

　キンプリはグループ仲は良好だったが、目標だった海外進出がいつまでも叶わないことから平野紫耀（２６）、神宮寺勇太（２６）、岸優太（２８）が退所。脱退までの経緯では、ジュリー氏が平野らの要望をまともに取り合わなかったと報じられた。グループを脱退し、退所した３人は滝沢秀明氏（４１）の会社エンターテインメント「ＴＯＢＥ」に合流し、Ｎｕｍｂｅｒ_ｉとして再始動している。