ダウンタウン松本人志(60)が活動休止に入ってから1か月以上が経過。お笑い界トップに君臨してきた男の不在を救うのはやはり相方・浜田雅功(60)ということになるのかもしれない――。

 2023年12月27日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、2015年に都内の高級ホテルのスイートルームで行なわれた飲み会で、松本から大人の関係を強要されたと複数の女性が告発していると報道。

 松本は疑惑を完全否定し、1月8日に裁判に注力するため芸能活動を休止。同月22日、同誌を発行する文藝春秋に対し、名誉毀損による損害賠償と謝罪広告の掲載などを求め、東京地裁に提訴したと、同日、所属する吉本興業を通じて発表。松本個人による提訴となり、損害賠償請求額として5億5000万円を求めている。

 2月22日発売の『文春』は、松本から編集部に訴状が送られてきたという記事を掲載。そこで明らかになったのは、松本サイドは『文春』の「松本人志と恐怖の一夜『俺の子ども産めや!』」と題した記事によって名誉を毀損されたと主張。5億5000万円の損害賠償に加えて、文字の大きさやフォントも指定した謝罪広告の掲載を求めていることだった。

 第1回口頭弁論は東京地裁で3月28日に開かれる予定だ。

■7月からは救世主・ニノが『だれかtoなかい』のライバルに

 松本の活動休止を受け、ダウンタウン及び松本が出演する7本のレギュラー番組はそれぞれ対応を発表。中居正広(51)と松本の冠番組『まつもtoなかい』は『だれかtoなかい』に改題し、代打MCに二宮和也(40)を起用。『人志松本の酒のツマミになる話』は番組名を『酒のツマミになる話』(ともにフジテレビ系)に変更。松本の席には千鳥大悟(43)が座ることとなり、2月9日には大悟を中心とした番組が放送された。

 ワイドショー関係者は話す。

「さまざまなメディアで報じられていますが、二宮さんが『だれかtoなかい』のMCを担当するのは期間限定で、出演は3月いっぱいとも言われていますね。二宮さんはもうすぐ大型映像作品の撮影に入るそうです。ドラマや映画はスケジュールが全く見えませんからね。

 今年7月クールには日曜劇場で『ブラックペアン』(TBS系)の続編がスタートすると一部で報じられており、タイミングを考えれば、同作がそろそろクランクインするのではないでしょうか」

 二宮が主演を務めた2018年4月クール放送の『ブラックペアン』は全話の平均世帯視聴率が14.3%と大ヒットを記録。ドラマファンからは続編が待望されてきた。

※画像は『ブラックペアン』の公式X(ツイッター)『@blackpean_tbs』より

「日曜劇場は日曜21時の放送ですから、『ブラックペアン』の放送が始まる7月以降は、二宮さんが『だれかtoなかい』の敵に回ることになるわけです。二宮さんが初めてMCを担当した2月4日の『だれかtoなかい』のコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)は6.5%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と超高視聴率を記録。これは1週間の全局全番組の中でもトップ3に入る数字でした。

 以降も視聴率は好調で、二宮さんがMCを担当するようになってから番組は絶好調。SMAPと嵐という国民的グループのMC共演ということで多くのファンも歓喜していますが……今度はライバルになってしまうというのは中居さん、番組にとってはピンチですよね。

 そんな中で言われているのが、二宮さんに代わって松本さんの相方・浜田さんが『だれかtoなかい』の代打MCに就任するのではないか、ということなんです」(前同)