■第1位は「オバタリアン」「ナウい」
第1位には、「オバタリアン」「ナウい」が同率ランクイン。
オバタリアンは、堀田かつひこの4コマ漫画『オバタリアン』(竹書房)が語源で、同漫画は1990年にテレビ朝日系でアニメ化されて大ヒットした。羞恥心がなく、図々しい行動が目立つ“おばさん”の言動が描かれており、当時流行していたホラー映画の『バタリアン』にかけ、風刺した内容だった。容姿や年齢での偏見は今ではタブーだが、当時は傍若無人なおばさんキャラを面白おかしく、少しの愛を持って受け止めていたようだ。
「自分の母親の話をするときに、面白おかしく使ってた気がする」(42歳/女性/主婦)
「図々しいおばさんに遭遇したとき、そう呼んでいた」(47歳/女性/総務・人事・事務)
「実際その言葉を使っていたかどうかは覚えていないが、テレビなどで見るたびに、いるいる……と思って笑って見ていた」(49歳/女性/学生・フリーター)
「ちょっと象徴的に目立つおばさんに使っていた」(53歳/女性/金融関係)
「旦那様に服従しない奥様のことかなと思った」(42歳/女性/主婦)
「はた迷惑な中年女性に対して使っていた」(56歳/女性/コンピュータ関連技術職)
「ナウい」は英語のNOWに由来し、「今っぽい」「流行の」という意味で使われていた。
「服を買ったときなどにつかっていた」(49歳/男性/コンサルタント)
「今風な感じだが、少し古いことを笑う感じで使っていた」(40歳/男性)
「奇抜なファッションを見たときに言っていた」(49歳/女性/総務・人事・事務)
「今流行ってる、という意味で使っていた」(46歳/男性)
「流行りのものに対して使っていた」(49歳/女性/主婦)
「今風でかっこいいものに対して言ってた」(54歳/女性)
芸人のギャグが続々ランクイン!「昭和の流行語」第5位以下はこちら!
■「昭和の流行語」ランキング
1位 オバタリアン
1位 ナウい
3位 赤信号みんなで渡れば怖くない
3位 ファミコン
5位 オイルショック
5位 アッと驚く為五郎
5位 ガチョーン
5位 ちょっとだけよ
5位 ビックリマンチョコ
5位 花金(華金)
5位 口裂け女
5位 亭主元気で留守がいい
*アンケートサイト「ボイスノート」調べ https://www.voicenote.jp