■昭和の子どもが激震した都市伝説「口裂け女」

「口裂け女」は1970年代頃から主に子どもたちを中心に広がった都市伝説。夕方に大きなマスクで口元を隠した女が子どもたちに「私きれい?」と聞いてきて、「きれい」と答えると耳元まで裂けた恐ろしい口元を見せてくる。「きれいじゃない」など否定的に答えると刃物で斬殺されるといわれていた。当時は口裂け女を追い払う方法なども流布され、派生的な都市伝説も多く誕生した。

「早く帰らないと、口裂け女が来ると言われていた」(47歳/男性)

「下校のときなどに会わないかみんなドキドキしていた」(56歳/男性)

「亭主元気で留守がいい」は、1986年に金鳥の衣類用防虫剤「タンスにゴン」のCMで使われて流行したフレーズ。当時はバブル期で、仕事ばかりしていて家庭の面倒をすべて妻に押しつける夫という構図が多く、そんな夫は留守でもいいが、元気で働いて給料を持ってこいという皮肉が込められていた。

「高校生の頃だったけど、金鳥のCMで流れていた」(55歳/女性/主婦)

「当時よく母が言っていた」(56歳/女性)

■「昭和の流行語」ランキング
1位 オバタリアン
1位 ナウい
3位 赤信号みんなで渡れば怖くない
3位 ファミコン
5位 オイルショック
5位 アッと驚く為五郎
5位 ガチョーン
5位 ちょっとだけよ
5位 ビックリマンチョコ
5位 花金(華金)
5位 口裂け女
5位 亭主元気で留守がいい

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*アンケートサイト「ボイスノート」調べ https://www.voicenote.jp