新年度を目前に控え、就職、転職など新生活がスタートする人も多いだろう。心機一転、頑張って働こうという気持ちがある一方、新しい環境に不安を抱えている人もいるはず。不安の１つとして、あがるのは新しい職場の上司がどんな人物なのかということだ。明治安田生命保険が２月２１日に発表した『理想の上司』アンケートによれば、そこに名を連ねたのはメジャーリーグのドジャースでプレーする大谷翔平選手（２９）ら各界の一流人ばかり。そこで今回は２０～３０代の男女１００人に「理想の上司に求めるもの」を聞いてみた。
第３位（１１.０％）は、「話をしっかりと聞いてくれる」「誰に対しても平等」「どんなときでも頼れる」が同率で選ばれた。
「話をしっかりと聞いてくれる」上司ならば、仕事において自分の感じている不安や考えを気兼ねなく話すことができる。しっかり話す時間を作ってくれ、一緒に解決策を考えてくれる上司であれば、仕事もスムーズに進みそうだ。
「親身に話を聞いてくれると、お互いに信頼度が上がると思った」（２３歳／男性／学生・フリーター）
「まずは最後まで話を聞いてから意見を言ってほしい」（３２歳／女性）
「年齢を重ねるにつれて、話を聞かなくなる上司が多くなるから」（３２歳／男性）
「真剣に悩んでいることを相談したのに、真面目に受け止めてもらえないと絶望するから」（２９歳／女性／総務・人事・事務）
「忙しいのは分かるけど、話を聞いてくれず、結果だけを見て判断する人が多いから」（３９歳／女性／総務・人事・事務）
「誰に対しても平等」な上司は、相手が誰であっても態度が変わらず、一人ひとりの貢献を公平に評価してくれる。個人的感情でえこひいきをしないので、チーム全体の良好な人間関係も維持できる。
「気にいる気に入らないで態度を変える上司がいると、仕事をする気がなくなる」（２５歳／女性／主婦）
「前の職場で、他の人たちとは異なる扱いを受けて苦痛だったから」（２９歳／女性／学生・フリーター）
「特別扱いをする上司は嫌だから」（２７歳／女性／営業・販売）
「お気に入りの人に忖度したり、私情を挟む人もいるので、平等に接することができる上司が良い」（２８歳／男性／学生・フリーター）
「人によって態度を変えられると不愉快だから」（３２歳／女性／弁護士）
そして「どんなときでも頼れる」上司は、思いがけないトラブルの際にサポートしてくれたり、問題が解決するまでリードしてくれるなど、心強さがある。経験や知識が豊富なので尊敬もでき、安心して仕事をすることができる。
「普段から人に頼ることが苦手なため、分からないことや不安なことに対して頼れる上司は理想的」（２０歳／女性／学生・フリーター）
「自分でどうにかできないときに頼れる人がほしいから」（２６歳／女性／研究・開発）
「頼りになる先輩はかっこいいし、尊敬できる」（２８歳／女性）
「なにかあったときに安心感がある」（３０歳／女性）
「そもそも頼れない上司にはついていきたくない」（２１歳／男性／学生・フリーター）
