■『コード・ブルー』の絆とは?
そんな過酷な現場と知ってか、浅利は山下を激励するため、わざわざ地元の銘菓を差し入れていた。
「浅利さんが差し入れていたのは、自身の地元の東京都北区周辺にしか店舗がない、有名な『羽二重団子』を持参していたようです。
そんな浅利さんの気遣いに、山下さんは本当に感激したんでしょう」(前同)
2人がここまで関係を深めた『コード・ブルー』は、以前から出演者たちが口を揃えてそれぞれを“特別”だと語っていた。
「『コード・ブルー』のメインキャストの1人でもある戸田恵梨香さん(34)は、昨年2022年12月20日に発売したエッセイ『彼女』(ワニブックス)の中で、
“やはり『今からやっていくぞ!』っていう駆け出しの5人が集まった事で生まれるその熱量。二十歳そこそこの私には、本当に強く眩しい刺激だったなと思います。
だから7年ぶりに再会した3rdシーズンは、駆け出しだった5人がそれぞれある程度のポジションを築き上げた上での再結成で。『あぁ、これが戦友、盟友っていうんだな』と感慨深かった。あの4人が頑張っていたら自分も頑張れる。そんな糧となっている存在です”
と、苦楽を共にしてきた『コード・ブルー』キャストへの、並々ならぬ思いを明かしていました」(前同)
しかし、『コード・ブルー』の続編の予定はないという。
「戸田恵梨香さんは、2022年11月20日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演した際、MCの林修さん(57)に“続編があれば、新たな関係が?“という質問を受けて、“(続編は)ないんじゃないですか?さすがに。あったとしても、私と山下君はいないと思います”と断言する場面がありました」(前同)
これは、劇場版で最終的に戸田は産婦人科、山下は海外の脳外科医にそれぞれ旅立ってしまったゆえの発言で、さらに「すでに“山P何回帰ってくるんだよ”ってくらい帰ってきてるんですよ。“またぁ?”みたいな(笑)」と“続編あるある”でオチをつけていた。
続編はないという『コード・ブルー』だが、山下ほか出演者たちにとって、大きな存在であることは間違いない。
盟友・浅利たちの支えで、山下には新作での“天才監督”との共演でさらに世界に羽ばたいてほしい。