水谷豊(71)主演の人気刑事ドラマ『相棒 season22』(テレビ朝日系)。2月28日放送の第18話は前回(21日放送)発生した連続爆弾事件の解決編ということで注目度の高い回だったが、ゲスト出演した俳優・横山涼(28)の存在、そして彼の放ったセリフが、戦隊ファンの間で話題沸騰中だ。

 横山は『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(2018年/テレビ朝日系)に出演していた、『スーパー戦隊シリーズ』出身の特撮俳優である。演じていたのは、国際警察所属の警察戦隊パトレンジャーの一員である“陽川咲也 /パトレン2号”。

 横山が演じた陽川はちょっとチャラさも感じさせる若者で、古武術とエアロビクスの区別がつかずに無駄な月謝を払わされるなど間抜けなところもあるが、警官としての誇りと強い信念も持ち合わせている立派な戦士。自分の未熟さに悩み成長するなど、見せ場も多い役だった。

 ちなみに、『パトレンジャー』のリーダーで陽川の先輩“朝加圭一郎/パトレン1号”を演じた俳優・結木滉星(29)はサッカー日本代表の三笘薫選手(26)の実兄である。

写真左が結木。中央が奥山かずさ、右が横山。※画像は横山涼の公式X(旧ツイッター)『@ryo_yokoyama』より

 そんな横山が出演していた『ルパパト』は、タイトル通り対立する2つの戦隊を描いた異色作。「ギャラクシー賞月間賞」に輝いたり、脚本家の三谷幸喜氏(62)が朝日新聞のコラム上で絶賛するなどシナリオの評価が非常に高く、現在も強い人気を誇る作品だ。

 そのため、横山が何かドラマに出ると関連ワードがX(旧ツイッター)にトレンド入りすることが多く、今回の『相棒』でも《パトレン2号》がトレンド入りを果たした。

 さらに今回は横山にとってあまりにも皮肉な配役が、ファンに衝撃を与えたこともトレンド入りに影響を与えたのだ。