■デビィ夫人は『イッテQ』のキラーコンテンツ

 制作会社関係者は話す。

「デヴィ夫人は自身の今後の芸能活動について何も言ってはおらず、その点、松本さんとは大きく異なりますが、多くのファン、視聴者が懸念しているのは特に『イッテQ』への影響ですよね。

『イッテQ』は超人気番組。現在、テレビ界で最重要視される13歳から49歳までのコア視聴率が最が高い番組として知られ、2月18日の放送回でも6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という、同週の全局全番組中トップの数字を残していました。そんな若年層、ファミリー層に刺さりまくっている番組で、デヴィ夫人は大活躍していますからね」

 デヴィ夫人が『イッテQ』で参加しているメイン企画は「死ぬまでにやりたい10のコト」、「諸国漫遊記」、そして出川哲朗(60)や、河北麻友子(32)ら“出川ガール”と行なう「出川女子会」など。いずれも世界各国を訪れてのロケ企画だ。

※画像は『世界の果てまでイッテQ!』の公式インスタグラム『@itteq_ntv』より

 最近の放送では、2月4日にオンエアされたベトナムロケに参加。

 出川の還暦祝いも兼ねた回でクルーズ船で世界遺産のハロン湾へ行き、出川に対して「(これからも)一緒に連れて行ってください。これからも良いことができると嬉しいです」と、メッセージを送ったばかりだ。

「デヴィ夫人はスタジオ収録のみ参加する回も多いですが、『イッテQ』はロケありきの番組で、番組内でもネタにされていますが、夫人は84歳とは思えないアクティブさで“小娘”こと出川ガールらを振り回す姿は大好評です。夫人の出演回は、数字が良く、キラーコンテンツでもある。

 しかし、『イッテQ』は子どもたち、そしてファミリー層が多く見るイメージの良い番組。天下のダウンタウンの松本さんともやり合う『週刊文春』との全面激突となれば、視聴者はどう感じるのか。戦う姿勢を見せている文春では、今後も“続報”が出てくると考えられます。そして、同誌の記事の影響力は絶大です。そんな状況下で、制作サイドもいろいろと考えるのではないでしょうか」(前同)

 デビィ夫人の『イッテQ』への出演は今後も変わらないのだろうか。弊サイトは日テレに、デヴィ夫人の今後の起用に関して問い合わせをしたが、期日までの返答は得られなかった。

 ベッキー(39)や手越祐也(36)など、文春報道がきっかけで番組を降板したタレントもいる『イッテQ』。相手側を告訴したデヴィ夫人はまた事情が違うが、果たして今後どうなる――。