■錦戸出演の日英映画はクドカン2作品で注目度が上がったタイミングで上映
映画『コットンテール』は主人公・大島兼三郎(リリー)が妻の遺言を果たすべく、息子一家とイギリスのウィンダミア湖に散骨へ向かう姿を映すロードムービー。息子・慧(とし)を演じたのが、錦戸だった。
「慧は父・兼三郎と上手くいっておらず、お互いに自分の気持ちを素直に伝えられない関係。気まずい空気が流れることも珍しくない――どこにでもいそうな親子の姿を、実にリアルに演じていました。リリーさんも、錦戸さんの演技を絶賛しています」(前出の女性誌編集者)
3月1日の公開初日舞台挨拶で、リリーは“慧”について「常識的で、すごくいい子」で「とても難しい役柄」とコメント。それを演じた錦戸を「そういう静かなお芝居にも何か思いを載せられる人」と、称賛していた。
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— 映画『コットンテール』公式 🐇 絶賛公開中 (@JP_cottontail) March 1, 2024
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「映画『コットンテール』は当初の公開予定だった2022年から大幅にズレた結果、錦戸さんが出演したNetflixドラマ『離婚しようよ』や『ふてほど』より後の公開になりましたが、結果として“俳優・錦戸亮”がノリに乗っている良いタイミングで日の目を見ることになりました。
そして、錦戸さんが俳優として再注目されるキッカケの1つが、その『離婚しようよ』でした」(前同)
『離婚しようよ』は、23年6月に配信された松坂桃李(35)主演、大石静氏と宮藤官九郎氏による共同脚本のドラマ。錦戸はヒモ男だけど放ってはおけないフェロモンムンムンのイケメン・恭二を熱演。仲里依紗(34)演じるヒロインと不倫関係になるが、絶妙の魅力ゆえに憎めない役柄だった。
前述の『ふてほど』では、1990年のディスコ『マハラジャ六本木』でトップの黒服・ゆずる役。遊び人ながらも根は誠実な人間だったが、“結婚の許しを乞うダンス”を踊る強烈すぎるシーンがあり、“結婚の許しを乞うダンス”はXのトレンド入り。《退所後久しぶりに歌って踊る錦戸くんが見れた!》といった声も上がり、ファンを喜ばせていた。