■視聴率苦戦の『オオカミ少年』は『ハマダ歌謡祭・オオカミ少年』へ路線変更

 ダウンタウン・浜田雅功(60)がMCを務める『オオカミ少年』(TBS系)も2023年に入ってからは出演者が各年代を代表する名曲をカラオケで歌う『ハマダ歌謡祭』を中心に構成。2月9日からは番組名が『ハマダ歌謡祭・オオカミ少年』に変更された。

※画像は『ハマダ歌謡祭・オオカミ少年』の公式X(ツイッター)『@ookami_tbs』より

「『CDTV』や『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)などのしっかりとした音楽番組だったらバンドが入ったり、舞台セットをしっかりと組んだりとたしかに制作費がかさみますが、『ミュージックジェネレーション』や『ハマダ歌謡祭』のような“歌もの番組”なら過去のVTRを用意したり、カラオケで済みますから制作費も抑えられるんです。

 そういったテレビ業界の厳しい事情もあり、“歌もの番組”が増えているんです。『オオカミ少年』もいつの間にやら歌もの番組になっていましたが、『オオカミ少年』時代は視聴率が苦戦していた。それが『ハマダ歌謡祭』になってからは好転。今後もこの路線でいくといいます。

 TBSはさらに音楽番組を増やす方針のようで、来年あたり、土曜日に新番組を持ってくる予定だとも聞こえてきていますよ」(前出の制作会社関係者)

 昨今のテレビ界の事情もあり、バラエティ番組が減って音楽番組が続々と増えていきそうだ。