■17年『ケンミンSHOW』&12年『モニタリング』には“視聴習慣”がついている

 同時間帯、テレビ朝日で放送中の反町隆史(50)主演ドラマ『グレイトギフト』の2月8日のコア視聴率は1.6%、同15日は1.8%、同22日は1.9%だった。

「『ケンミンSHOW』に大きく差をつけられてしまっていますよね。さらに同枠では、TBSが『ニンゲン観察バラエティモニタリング』の2時間SPを打ってくることが多いんです。『モニタリング』も人気番組で、特に子どもはドッキリが大好き。コア視聴率3%を超えるときもありますね」(前出の制作会社関係者)

 2月22日の番組では、本物の歌手とモノマネの歌声を聴いて本物を見抜く「泥んこ聴き比べクイズ」にMiLKの佐野勇斗(25)と吉田仁人(25)、GENERATIONS関口メンディー(33)と小森隼(28)が挑戦した。

※画像は『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』の公式X(ツイッター)『@monitoringtbs6』より

「木曜夜9時、テレ朝ドラマは2つの老舗人気バラエティに挟まれているという格好なんです。17年続く『ケンミンSHOW』と12年続く『モニタリング』は長寿番組で視聴者にも視聴習慣がついていて、“木曜夜は日テレ、TBSにチャンネルを合わせよう”という人も多い。現在の反町さんのドラマに限らず、なかなか数字が取れない、テレ朝にとっての劣勢枠なんです。

 木村さんの2年前の『未来への10カウント』も、キムタクドラマ初の1桁を記録してしまい、“コケた”という評価が下されてしまった。木村さんとしては4月期の『Believe』で絶対にリベンジしたいところでしょうが、『ケンミンSHOW』と『モニタリング』は相変わらず強力な存在ですから、スタート前から“厳しい戦いになるだろう”と関係者の間では言われていますね」(前同)

 日本芸能界のスター・木村拓哉が今春、戦いを挑む2つの老舗バラエティと視聴習慣――その結果は、果たして――。