新年度になり、新しい生活の準備など、お金を使う機会も増えるこの時期。特に若い世代は進学、就職などライフスタイルの変化で、日々のお金のやりくりに悩む人も増えそうだ。そこで今回は20~30代の独身男女100人に毎月家賃以外で「一番大きな支出」についてリサーチ、「その支出額を今度どうしていきたいか」についても聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第3位(10.0%)には、生活用品、交際費が同率でランクイン。

 生活用品は、ティッシュ、トイレットペーパーといった衛生用品から、歯ブラシなどの洗面用品、キッチン用品、掃除用品、お風呂用品など、日常生活に欠かせないもの全般にかかってくる。2024年は、ティッシュ、トイレットペーパーという必需品でもある家庭用紙製品全般が値上げされるとあり、今後ますます家計を締めつけそうだ。

「使う量を減らしていきたい」(32歳/男性/研究・開発)

「なるべく安いものを探して買いたい」(35歳/女性)

「使い方を見直したい」(27歳/女性/公務員)

 一方、友人との飲み会や恋人とのデートをはじめ、祝儀やお見舞いなど、人づきあいに関わる交際費も社会人としては必須。社会人になると職場の飲み会、忘新年会など、断りづらいつきあいも増え、想像以上にお金が出ていくかもしれない。最近では仕事とプライベートの線引きは当たり前という考えも増えてきているので、誘われても行きたくないときはキッパリ断ることも大切だ。

「他の支出を抑えて、知人の祝い事などは削減したくない」(30歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「減らすことは考えてない」(28歳/男性/営業・販売)

「他を調整してなんとか増やしていきたい」(21歳/女性/学生・フリーター)

「少し減らしていきたい」(23歳/女性/総務・人事・事務)