二宮和也(39)が2月12日放送のラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)で、今年40歳を迎える自身の俳優業について語り、ファンを中心に話題を呼んでいる。

 この日の放送ではリスナーからの

<先日の『BAY STORM』で二宮くんはいろんなジャンルのお芝居をしていて、“もうやっていないジャンルはあまりないのではないか”というお話をされていましたよね。その際、“恋愛物もやってるし”とおっしゃったのですが、まさかと思いますが『南くんの恋人』でのことでしょうか? 二宮くんのドロドロの恋愛物をずっとお待ちしているのでよろしくお願いいたします。

 刑事物も探偵物も『笑うセールスマン』みたいな謎の男もまだだったはずです。ちなみに今後演じてみたいジャンルはありますか?>

 というメッセージを紹介。

 これに二宮は「男女逆転『大奥』とかドロドロとした恋愛だったような気がしたけどな。逆転してるからなかなか伝わりづらいと思いますけど」とし「刑事物、探偵物ですって」とコメント。

 番組スタッフから「イチ視聴者の立場から言わせてもらうと、何がきても僕は驚かないですけどね」と言われると、「たしかにね。常に新しいことをやるほうが、楽ちんではありますもんね」と二宮も応じていた。

■「男の40代ってなかなか主役にするの難しくて……」

 さらにスタッフが「二宮さんの技量とかね、今までのキャリアから言ったらどんな役でもきっとやってくれるんだろうなと思わしめるだけのね。アカデミー賞だもん」とすると、「そうだよね。アカデミー賞獲ってるんだもん、コッチは」と、得意げな二宮。

 また、「やったことないのはたくさんありますよね」と切り出し、「でもやっぱり、役って割りと難しいですからね。1個1個考えていっちゃうと。でも、そうか……そういうことで言うと、(仕事を)いただけるとはありがたいですよね。結構、男の40代ってなかなか主役にするの難しくて。それでも仕事いただけるのありがたいですよね」と、40代の男性俳優の難しさについて言及。

「たとえば、学生の恋愛物とかだと、お父さんか先生しか登場する機会がないんですよ、この年代って。やっぱり高校生とか人生経験が少ないキャラクターのほうが、奇妙奇天烈だったりとか、ジェットコースタームービーとかになりえるじゃないですか」と続けた。

 そして、「そこに付帯するこの40代ぐらいの人たちってそれぐらいしかない。だいたいお父さんだよね。なかなか大変な時代に入ってくるわけですよ、二宮も」と分析。

 スタッフが「二宮さん、そこは風穴を開けていただいてね」と水を向けると、「私はね……本当にそこは“そうか……”って思ってるところなんですよね。だからどうするってわけではないんですけど。でも、お仕事いただけてるってだけでもありがたいわけですよ。頑張っていかなきゃいけないですね」と、思いを新たにするように語った。