■キムタクは「パパ路線」で大成功

 ジャニーズ事務所では「結婚はOKだが、ファンにプライベートを見せてはいけない」という不文律があるとされる。木村もSMAP時代、そしてソロになっても家族や家庭について語ることはほとんどなかった。ところが次女のKoki,(20)に続き、長女のCocomi(21)も芸能界デビューをした2020年になって、一気に家族の話題を解禁。

 テレビ番組でも娘の話をするようになったほか、インスタグラムでも家庭を隠すこともほとんどなくなった。

 その路線が功を奏したのか、木村は2020年6月にベネッセの出産・育児ブランド「たまひよ」が発表した「理想のパパランキング」に、19年目にして初めて10位にランクインした。

「これまでの“キムタク像”とは一線を画す、白髪で冷酷な風間公親を演じた『教場』(フジテレビ系)は大成功。これも“パパ路線”が奏功した結果なのではないでしょうか」(前出の制作会社関係者)

■ニノは「キムタクの背中を追う」!?

 4月にスタートする連続ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)に、新垣結衣(34)が出演することも明らかになり、ドラマはさらに話題を呼ぶことは間違いないだろう。

 そんな木村と二宮は2018年8月公開の『検察側の罪人』で初共演。以降は“師弟関係”にあるようで、2020年12月の『週刊文春』(文藝春秋)の取材に応じた二宮の父親も「木村さんから教わったことや言葉を、息子は重要文化財ぐらい大切にしている」とまで語っていたほどだった。

「二宮さんも6月17日には40歳を迎えます。これまでも“男の40代ってなかなか主役にするの難しくて”ということは考えてきたはずです。

 ただ、深くて悩ましいことですし、まだそこに答えが出たわけではないでしょう。それでも今後舞い込んだオファーを全力でこなしつつ、そして木村さんの背中を追いつつ、二宮さんなりの答えを探っていくのではないでしょうか」(前同)

 40代の“俳優・二宮和也”の仕事にも大いに注目が集まる!