■第2位は性別での決めつけ
第2位は、「男だから・女だから」。
かつては「男性だから」「女性だから」と決めつける傾向があったが、ジェンダーによって役割のおしつけ、固定観念は、差別以外のなにものでもない。
「おまえ、男(女)だろ。性の区別をつけた発言は、言われる本人だけでなく、周りの人にも不快な思いをさせてしまう」(16歳/女性/学生・フリーター)
「お茶くみは女の仕事。性差による差別発言」(27歳/女性/パート・アルバイト)
「女なんだから。性別というよりも、個人を重んじるべき」(33歳/男性/総務・人事・事務)
「女の腐ったようなやつだ。さすがにヤバい」(25歳/男性/学生・フリーター)
「男なんだからしっかりしろよ。女なんだからお茶入れろよ。など、ジェンダー関係の発言。昔はよく言われていた」(32歳/男性/学生・フリーター)
「女性としての魅力がないね。多様性の時代に固定観念の女性の美しさを押しつけてくるような言葉だと思った」(17歳/女性/学生・フリーター)
「お茶くみを女性にさせる。男女で役割が分けられているのは今どきありえない」(28歳/女性)
「男だから力仕事ができる。よく学校とかで言われている」(16歳/女性/学生・フリーター)
「女のくせに。今の時代ありえない」(32歳/女性/営業・販売)
「男なんだからそれぐらい気にするな。性差別を感じる」(27歳/男性)
「女なんだから◯◯しなさい。性別によってやっていいことやるべことを決められてるような気がして、それはそもそも誰が決めたことなのか、気に障る」(29歳/女性/営業・販売)
「女なんだから。女は家のことしとけ、男に逆らうな感がすごい」(33歳/女性/専門職)
「女らしく、男らしくするようにと性に対する決めつけ。職場の上司が明らかに男女を区別していて、毎日実感しているから」(31歳/男性/専門職)
「女性なんだからお酌して。私は言われたくない」(32歳/女性/主婦)