■第6位は「暴言」、第7位は「ルッキズム」

 第7位は、「ルッキズム」。

 人の外見に関しての言葉は、誉め言葉だと思っていても受け取る側が不快に思うこともある。外見で人を判断するという決めつけも差別につながる問題だ。

「今日もかわいいね。最近よくこういう言葉が取り上げられている」(15歳/女性/学生・フリーター)

「かわいいねなどの容姿に関わること全て。会社で年配の方がよく口に出して、若い社員が嫌がっていることが多い」(34歳/女性/主婦)

「ブス。容姿に関わることは言ってはいけない時代」(32歳/女性/専門職)

「きれいです。不快な気持ちになる」(28歳/女性)

「かわいいね。悪気がなく言っていそう」(30歳/女性/事務職)

「バックシャン。見た目のことだから」(32歳/女性/専門職)

 第6位は、「暴言」。

 時代は関係なく、人を罵倒するような暴言は一発アウト。相手を傷つけることを目的としている言葉は、ハラスメントというよりも暴力でしかない。

「バカヤロウ。最近言っている方を見て、良くないなと思った」(15歳/男性/学生・フリーター)

「おまえはバカ。実際今でも親や先生などが子どもに言っているのを見たことがある。恐怖心を植えつけるような言葉だと思う」(16歳/女性/学生・フリーター)

「しばくぞ。脅迫だから」(16歳/男性/学生・フリーター)

「おまえみたいなやつはこの学校にはいらん! 俺の視界に二度と入ってくるな! 父からこの話を聞いてヤバイと思った」(14歳/男性/学生・フリーター)

「バカか。侮辱だと思う」(31歳/女性/営業・販売)

「親の顔が見たい。その人の家族まで侮辱する言葉」(29歳/女性/学生・フリーター)

「暗いね。性格を気にしているから」(31歳/男性)