■永瀬廉が役者として成長するために
「4月期に主演するドラマ『東京タワー』(テレビ朝日系)でも、年上の女性と許されざる恋に落ちる恋愛モノですが、そのキャラは“いつもと変わらない毎日に、飽き飽きしながら生きていた医大生”で、これまた似たようなパターン。もっと違う役をやったほうが、俳優としての枠も広がると思うのですが……」(前出のドラマライター/ヤマカワ)
民放プライム帯の連続ドラ初主演となった『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(日本テレビ系)では、クールにふるまいながら、熱い心を持つ織田信長のクローン役。今までと毛色が違った役に挑戦したのだが、残念ながら全話平均視聴率が4.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と爆死に終わり黒歴史化した。それもあって、“永瀬=陰のある青年役”というイメージが強くなっているのだろう。
「『新・信長公記』の大失敗を受けて、永瀬にはヘタな冒険はさせたくないという、事務所の意向があるのかもしれません。ただ、それでは彼の役者としての成長につながらない。King & Princeが2人体制になって、永瀬は俳優志向が強くなっているようです。だからこそ、冒険が必要なのではないでしょうか」(前同)
俳優としては評価の高い永瀬。だからこそ、ぜひ、今までの殻を破り、新しい顔を見せてほしいものだ。