■イベント大混乱は『オモウマい店』の高い人気ゆえ

 制作会社関係者が話す。

「『オモウマい店』は愛知・名古屋の系列局・中京テレビ制作の番組で、日テレの放送枠を“奪う”形で3年経過しましたが相変わらずの大人気。それゆえ起こったトラブルとも言えますが、遠方から足を運んだ人もいるので怒りの声も納得ですよね。

 日テレは番組を放送しているだけで、制作自体は中京テレビが担当。今回のイベントも同局が中心となっての運営だったのではないでしょうか。大規模イベント開催になれている日テレとは違い、地の利もない首都圏でイベントをやるということに慣れない部分もあったのではないでしょうか」

 3月5日の『オモウマい店』では、圧倒的な低価格とサービスを誇る“スーパー刺激スーパー”として番組でも密着してきた愛媛県・砥部町にある「エキサイトスーパー田中」の店主と家族、店舗の様子に迫った特集の第4弾を放送した。

※画像は『オモウマい店』の公式X(ツイッター)『@omouma_CTV』より

「テレビ各局は13~49歳のコア視聴率を重視していて、日テレはトップを独走しています。一方で世帯視聴率は取れない番組も少なくありません。そんな中、5日の『オモウマい店』の世帯は11.1%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)とかなりの高視聴率を記録。

 個人視聴率は6.7%、コア視聴率は5.0%と、すべての世代が見ている番組だということがうかがえます」(前同)

 同時間帯、世帯、個人、コアで1位、『オモウマい店』は“3冠王的な番組”でもあるのだ。今やその人気、数字は日本テレビの番組でもトップクラスと言っても過言ではないようだ。

「2021年4月にレギュラー化されて3年。すでに目新しさはないですが、毎週のように高視聴率を取りますし、ネットニュースでも話題を呼びます。

『オモウマい店』は、石井亮次さん(46)MCの昼の情報番組『ゴゴスマ-GO GO!Smile!―』(CBCテレビ・TBS系)と並ぶ、名古屋の系列局が制作する全国ネットの番組に。両番組は“名古屋の星”とも言える存在です。それだけの人気番組だからこそ、イベントも想像以上の来場者になったんでしょうね」(同)

 今回の失敗を経て、次回の「オモウマいフェス」では円滑な運営に期待したい!