Snow Manの冠バラエティ番組『それSnowManにやらせて下さい(それスノ)』(TBS系)は、動画配信サービス「Paravi」でレギュラー化が始まってからもうすぐ4年になろうとしているが、その内容が大きく変わりつつある。
同局の深夜帯での特別番組を経て、2020年4月から「Paravi」で全47回の配信、21年4月から地上波の日曜の昼帯でレギュラー化した『それスノ』。当初は、体を張ってミッションに挑戦したり、クイズやプレゼン対決するなどの内容で、ファンの間では「メンバーの素の部分が見られる」と好評だった。
その後、昨年の4月にゴールデン帯に昇格してからは、ファン以外の視聴者層にもアピールする方向を目指していたが、それが実を結びつつある。
3月8日の放送では、阿部亮平(30)がホスト界の帝王・ROLAND(31)とともに、世界最大級の通販サイト「Amazon」の立入禁止エリアにバラエティ初潜入。1700万点の商品が保管される日本最大級の巨大倉庫で、自動で動く大量の棚や超ハイテク梱包マシーンなど、爆速配送の秘密を初公開した。
阿部とROLANDは、見学の感想を“名言風”にコメントしていったのだが、スタジオでもVTRの感想を“名言風”にコメントすることに。しかし、佐久間大介(31)、岩本照(30)、宮舘涼太(30)は大苦戦。スタジオを微妙な空気にしてしまい、企画を発案したスタッフに不満をぶつけて笑いを誘っていた。
Amazonの裏側を見せるという一般性が高く、ファン以外にも刺さる内容だったため、X(旧ツイッター)上では、《立入禁止企画は興味をそそられる視聴者層が広めで、誰もが知る大企業の裏側をおもしろおかしく、時に真面目に真摯にバラエティしてて、本当に阿部さん向きだな》など、高評価する声が多く寄せられていた。