■キーアイテムの絵本をめぐる考察が飛び交う
「韓国のソウルには、伝統的な韓屋や狭い路地、美しく保全された建築物が並ぶ『北村韓屋村(ブッチョンハノクマウル)』という観光地があります。
『北村韓屋村』は日本でいうと京都みたいな場所で、韓国ドラマのロケでもよく使われる映えスポット。ここで『Eye Love You』の撮影を行なわれるんじゃないか、と噂されています。
侑里(二階堂)は韓国人で物語のキーマンの女性、ミン・ハナ(玄理/37)と接触することが明らかになっているため、その流れで韓国に行く、という展開もあるかもですね」(前出のテレビ誌編集者)
ミン・ハナは韓国で会社を経営している投資家の女性。第9話では侑里の会社のために来日するが、後日に侑里が韓国を訪れる展開もありそうだ。
「ハナはただの投資家ではありません。テオ(チェ・ジョンヒョプ)の持っている絵本『心が聞こえる少女』の作者で、幼少期のテオにそれを読み聞かせた超重要人物。侑里と同じテレパスの持ち主ではないか、と視聴者に考察されている女性。予告では“二人には同じ運命をたどって欲しくないんです”と誰かに話す描写もあります。
本作は絵本『心が聞こえる少女』とテレパスを中心に、クライマックスに向けて少々怖い感じの、ディープな展開に突入しつつあるだけに、ハナも非常に注目されているキャラクターですね」(前同)
『心が聞こえる少女』の絵本の全貌は明らかになっていないが、これまでの描写から“主人公に不幸が襲い、最後は恋人にも悲劇が襲う”という内容だと考えられているため、
《ミンハナは心の声が聞こえる能力を持っていて、そのせいで過去に愛する人を亡くしてしまったから、同じ能力を持つ人が自分と同じ運命を辿らないように絵本を書いたのかな。テオはこのままだといなくなっちゃうんじゃないか》
《絵本の裏表紙、男の子の背中に白い鳥?がいて、まるで天使の羽のようで、それってそういうこと…????テオはやめてええとなっている。ミンハナさん自身が侑里と同し力を持ってて恋人を亡くしているとかなのかな……》
といった、今後の展開を心配する声がXにも多く寄せられている。
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「また、本作は韓国以外では動物の“ラッコ”が強調されていますが、第7話では意味深にアイヌ民族学が登場したこと、ラッコの語源はアイヌ語であることや、侑里がテレパスに目覚めたきっかけが北海道での事故だったことから、そちらも謎が深まっています。ラブコメに焦点を置きつつも、視聴者を飽きさせない工夫も多い。日本だけではなく韓国で人気が出るのも納得ですよね」(前同)
クライマックスが近づく『Eye Love You』。”ジョンヒョプロス”に陥る視聴者が続出しそうだ――。