櫻井翔(42)主演のドラマ『新空港占拠』(日本テレビ系/土曜夜10時)の最終回となる、第10話「新・真相」が3月16日に放送される。第8話の世帯平均視聴率は7.2%(すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)と好調を保っていたが、第9話は6.6%と急降下してしまい、不安な状況になってきている。

 空港を占拠している獣、謎の男(SixTONESジェシー/27)の正体に続き、新人情報分析官・岩槻(白石聖/25)が最後の獣「犬」であることが明らかになった本作。毎回、さまざまな真実が明らかになるが、そこがネックになっているようだ。

 9日放送の第9話「真・空港」では、岩槻は武蔵(櫻井)のインカムに爆弾を仕掛け、指揮本部を占拠。同時に空港では、龍の悠月(高橋メアリージュン/36)が人質の武蔵二葉(奥貫薫/53)に、弟・武蔵の命が惜しければ、30年前の兄・健一(本多遼/34)の失踪の真実を話せと問い詰める。

 さらに、岩槻はさくら(ソニン/40)に、自分が獣になった理由を突き止めるよう命じ、残り時間はともに1時間だと告げる。本庄(瀧内公美/34)らは情報を集め、健一は道路建設の談合を告発しようとして北見(手塚とおる/61)に殺され、当時、北見の秘書だった二葉はすべてを目撃していたことが分かり……という展開。

 さらに、“鼠”の大河(ジェシー)が空港内に侵入し、人質を奪って逃走するなど、緊迫したシーンが続いたが、X(旧ツイッター)上では、《今のところずーっと、思った通りの展開になっちゃってるんだよなぁ…最後は予想の斜め上を行く展開だと良いなぁ》など、驚きの声は少ない。