■受けていたのはトンチキなところだけ?
「視聴者の声にあるように、予想通りの展開が続き、次を見たくなる熱が冷めているんです。放送開始当初は、前作『大病院占拠』同様のトンチキなシーンが受けていましたが、それがなくなってシリアスな展開になった途端、視聴率が不安定になってきました。
また、ラスボスと思われていた大河(ジェシー)の動機も微妙で、姉の死因であることを疑っているだけで、武蔵の妻・裕子(比嘉愛未/37)を拉致してずっと引っ張り回していた。その間、なにが起きたというわけではなく、ジェシーと比嘉のムダ遣いと言っていいでしょうね」(ドラマライター/ヤマカワ)
公式サイトの最終回の“あらすじ”には、「最後に訪れる衝撃の十数秒!」とあり、予告動画には、武蔵が「ウソだろ」と声を震わせている音声に、「最後に、何も信じられなくなる」というテロップが。視聴者の考察を超える展開に期待はできるのだろうかーー?
「視聴者の考察では、今のところ、《武蔵は2014年に死亡した初代山猫・陸奥哲夫の隠し子》という予想が多いんですが、おそらく当たりではないでしょうか。今作は、獣の駿河姉妹と浜松姉妹、丹波親子とやたら血縁キャラが出てくるんです。最後も同じく、血縁パターンで締めそうですね」(前同)
はたして、そんな予想を裏切るどんでん返しはあるのか。最終回に注目したい。