永野芽郁(24)主演の月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)の最終回となる第11話「雨の音色と未来の約束」が、3月18日に放送される。ラストに向けて視聴者の考察が盛り上がっているが、雨(永野)と太陽(山田裕貴/33)のハッピーエンドで終わりそうだ。
太陽の命を助けるため、奇跡の代償として“五感”を差しだした雨(永野)が、味覚、嗅覚、触覚に続き、聴覚を失うことに。そんなツラい瞬間が迫ってくる、最終回直前の3月11日放送の第10話「いつか見る景色のために」でも、容赦ない鬱展開に視聴者から悲鳴があがっていた。
その内容は以下。桜まつり当日、夜8時に視覚を失う雨は、母・霞美(真飛聖/47)に会って、五感を失ってしまうことを打ち明ける。娘のために何もできないと泣きじゃくる霞美に、雨は「お母さんの笑顔が見たい」と頼む。霞美は「私の子に生まれてきてくれて、ありがとう」と伝え、笑顔で雨を抱きしめた。
一方、太陽は花火の打ち上げ準備をしていたが、次第に分厚い雲が広がり、雨が降ってきたため、花火大会が中止になろうとしていた。太陽は案内人の2人に「この雨、なんとかできませんか」と頼むが、日下(斎藤工/42)は、案内人には奇跡は起こせないと告げる。すると、千秋(松本若菜/39)が……という展開。
千秋の犠牲によって雨がやみ、太陽は花火を上げることはできたが、雨は花火が上がった瞬間視覚を失って見ることができなかった。この悲惨なラストに、X(旧ツイッター)上では、《絶望しかない展開。こんなに互いを大切に想ってる2人に残酷すぎる。どうかハッピーエンドで終わってほしい》などと、視聴者の悲鳴のような声が相次いでいた。
しかし、その一方で、最終回の予告動画に、日下の「あなたにはまだ時間がある、そうでしょう?」「奇跡はまだ終わっていません」という言葉のあと、雨が目を開けるシーンがあったため、《日下さんが奇跡を起こしてくれるの? 最後の雨ちゃんが目を覚ますところは五感が戻ったのか?》などと、希望を見出す声も。