■第7位はゲーム、第8位はヘアスタイル・メイク、アナロググッズ

 第8位(5.0%)は、ヘアスタイル・メイクとアナロググッズ。

『不適切にもほどがある!』公式X(旧ツイッター)(@futeki_tbs)より

『不適切にもほどがある!』では、阿部サダヲ演じる小川の娘で、河合優実演じる純子の“聖子ちゃんカット”が話題になったが、令和でも人気の姫カットは、昭和のアイドルがしていたことでも知られる。昭和は太眉、ブルーアイシャドウに真っ赤な口紅なども流行。男性の場合、クラシカルな雰囲気のある黒髪の七三分けやオールバック、テクノカットなどを取り入れている人も。

「懐かしい感じだから」(35歳/女性/総務・人事・事務)

「色使いとかがかわいい」(36歳/女性)

 デジカメ、スマホで写真が当たり前になっているが、あえてフィルムカメラを使う人も多い。解像度の低さが逆に味となり、フィルムカメラで撮影した写真をSNSに投稿する若者も多く、使い捨てカメラの「写ルンです」の人気も再燃している。また音楽といえばサブスクが主流になったが、レコード、カセットテープなどのアナログも人気で、デジタルにはない温かみを感じるという。サブスクでは味わえないジャケットのデザインや、コレクションを楽しむという人も増えている。

「デザインが古風で、今の時代にはない斬新さがある」(18歳/男性/学生・フリーター)

「レトロなものが好きで、フィルムカメラに興味があるから」(18歳/女性/学生・フリーター)

「馴染みはないが、なんとなく懐かしさを感じる」(35歳/男性/総務・人事・事務)

「個人的にグッときたのはフィルムカメラ。家族が一眼レフカメラを持っている影響で興味がある」(25歳/女性/公務員)

「古い機械が好きだから」(39歳/男性)
 
 第7位(8.0%)は、ゲーム。

 今ではPlayStation、Nintendo Switch、スマホゲームなど種類も多く、オンラインゲームの時代だが、昭和といえば初期の家庭用テレビゲーム機“ファミコン”ことファミリーコンピュータ、携帯型液晶ゲーム機のゲームウォッチなどが人気だった。レトロゲーム特有のグラフィックや電子音などなどは、今のものに比べると粗い部分が多く、バグも多かったが、それも“味”を感じさせるといい、ゲーム性がシンプルで操作も分かりやすく、若者世代にとっては新鮮なようだ。

「面白そうだから」(18歳/男性/学生・フリーター)

「レトロゲームの理不尽さが好き」(36歳/男性/営業・販売)

「今でも昔のゲームをやりたいから」(27歳/男性)

「ゲームが好きだから」(35歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「インベーダーゲームが懐かしい」(35歳/男性/学生・フリーター)