■ネットユーザーは「アスリート同士の結婚」を歓迎する
同じ現象は、NBAでプレーする渡邊雄太選手(29)と結婚した元フジテレビアナウンサーの久慈暁子(29)のときにも見られたという。
渡邊選手と久慈が結婚を発表した際には、
《何か、この人、悪気ないけど、やることなすこと残念。フジで発表したかったも、義理堅いではなく、マウントとか、え?何?みたいになってしまうのも人徳がない》
《折角握ったオオモノ、逃してなるものかって心境か? 女がぐいぐい出てくると、男はさ~っと引いてしまうケースがよくある ワシはその気になられると、冷める、冷める さて…》
などの否定的な意見も寄せられていた。
「現在も久慈さんはネットでは叩かれまくっていますね。そして、紗栄子さんと離婚したダルビッシュ選手はその後、2016年に元レスリング世界王者の山本聖子さん(43)と結婚するわけですが、このときは大歓迎されました。ネット民はアスリートとアスリートがくっつくことを歓迎するんですよね」
中川氏は続ける。
「要はアスリートだと“気持ちがわかるんだ”とか、“世界トップでやってきた者同士、分かり合える”という思考に至り、さらに、“すごいアスリート同士なんだからとんでもない遺伝子を持った最強クラスの日本代表選手候補の子どもが生まれるんじゃないか”と勝手にネット民は考えるわけですよ。
今回の真美子さんの場合ですと、アスリートとしての格は、さすがに大谷選手よりも下ですが、日本代表クラスですし、本当に実力もあった。そこが高く評価されているんでしょうね。
そして、真美子さんが控えめで、匂わせがなかったというのが大きいですよ」
真美子さんは2023年に現役を引退。その後は目立った活動がなかったが、大谷選手との結婚を意識してのことだったのだろう。
「もし、大谷選手の妻が女子アナとか女優だったら大荒れだったでしょうね。やはり、そういうしたたかな女性が年俸100億超えのスターを狙ったかのように見えてしまい、強烈な嫉妬を買ったでしょう。
それと、比較で重要なのは羽生結弦(29)です。元妻でヴァイオリニストの末延麻裕子さん(37)はなんにも悪くないわけです。なのに結婚当初は叩かれまくった。この背景には野球とフィギュアスケートの競技としての違いがあるでしょう。フィギュアは女性ファンが多いので、人気選手が結婚すると相手の女性に嫉妬しやすいというのがあるんだと思います。
一方で大谷がプレーする野球は男性ファンの方が多い。大谷の結婚相手に対して凄く嫉妬する人は大谷ファンに多くはないのです」