3月22日、Sexy Zoneが『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演。4人での最後のテレビ出演を終えた。1週間後の3月31日にはグループの改名と、中島健人(30)の脱退が待っている。中島は今後、俳優業に注力していくと見られているが、すでに7月クールには主演ドラマが決まっていると言われていて――。

「4月26日から向井理さん(42)主演の『ダブルチート 偽りの警官』が放送されるテレビ東京系『ドラマ8』枠の7月期に、中島さんの主演作が予定されているといいます。

『週刊女性』(主婦と生活社、2月27日発売)にも中島さんのドラマ出演話が報じられていますが、中島さんの主演作は漫画『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』(白泉社)が原作になるようです」(制作会社関係者)

『しょせん他人事ですから』は、富士屋カツヒト氏(著)、左藤真通氏(企画・原案)、清水陽平弁護士(監修)による法律もの漫画。「他人事ではいられない誹謗中傷&情報開示請求のリアルドラマ」を描く作品である。

※画像は『ダブルチート』の公式X『@tx_wowow』より

 前出の制作会社関係者は話す。

「業界内では、“あの中島健人がテレ東の、しかも8時枠のドラマに出るとは驚き”となっていますね。『孤独のグルメ』や『きのう何食べた?』など素晴らしい作品も多くありますが、テレ東は、主要民放キー局よりワンランク下に見られがちの局で、実際、予算や視聴率も他局より低い。

 加えて、『ドラマ8』の主演は向井さんや玉木宏さん(44)、篠原涼子さん(50)など、大人の俳優で、ある程度人気が落ち着いている俳優が起用される傾向にありますからね」

 そんな枠で、旧ジャニーズでもトップクラスの人気を誇る中島が主演を張る――たしかにこれまではなかったことなのかもしれない。

「同枠への出演は、中島さん本人の決断だともっぱらです。中島さんはセルフプロデュース、自身のブランディングをしっかりやっていて、すべて自分で仕事を選んでいると言われていますからね。

 ドラマ『しょせん他人事ですから』はSNSや誹謗中傷を扱った、今の世の中にドンピシャな作品ですし、テレ東もシリーズ化を狙い、同作に非常に気合いを入れているとも聞こえてきています。中島さんは脚本を読んで、気に入れば作品の大小を問わず出演するといいますから、『しょせん他人事ですから』に大きな可能性を感じたのではないでしょうか。

 最近の中島さんの傾向を考えると、ジャンルとしても納得できますね」(前同)