■さんま、千鳥・大悟に続き東野幸治が業界バロメーターになるワケ

 さんまや千鳥・大悟に続いて、近年テレビ業界内でその発言が注目を集めているのは、東野幸治(56)だという。

「東野さんがYouTubeでオススメした芸人は仕事が急増。見抜く力が凄いと言われているんですよ。代表的なのはみなみかわさん(41)や永野さん。そんな東野さんは年初に、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏が手掛けるYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』で”今年来るママタレ”としてくわばたさんの名前をあげていました。

“東野さんが太鼓判を押すなら間違いない”と、キャスティング会議で名前が上がる機会が増え始めています。今や東野さんの発言は、業界内でも売れるタレントを見抜く業界バロメーターと化していますね」(前出の制作会社関係者)

 前出の放送作家は、くわばたの魅力をこう分析する。 

「かつて“炎上女王”だった辻希美さんは、今や若いママたちが憧れるインフルエンサー的ポジションのため、テレビのオファーはあまり引き受けてくれません。藤本さんも元アイドルなので生々しすぎる私生活は公開してくれませんが、くわばたさんはお笑い芸人なので好感度をそこまで気にしない(笑)。雑な扱いでも引き受けてくれるし、それを笑いに変えてくれる実力があるのでありがたい存在ですね」 

 東野は「もしもタレント事務所をやるならくわばたが欲しい。お好み焼きみたいに原価は低いのに売り上げを出せる」と語るなどその実力を高く評価。それだけに、24年はくわばたをテレビで見る機会が、より増えそうだ。